「WOBKEY Crush80」は、2025年1月24日にMakuakeでクラウドファンディングを開始し、431人のサポーターを集めて無事に終了。その後、4月にはKIBU SHOPやAmazonでの販売も始まりました。Rainy75の後継モデルとして、多くのユーザーに注目されている80%TKLレイアウトのメカニカルキーボードです。
そして遂に待望のJIS日本語配列キットが2025年8月25日 13時から発売されます。価格は10,000円となっていて、Makuakeでキーボード本体を購入していた方は2000円引きクーポンの利用が可能となっています(メールでお知らせが届いていました)。
SNSでも「日本語配列を待ってます!」という声が寄せられており、多くのユーザーが心待ちにしていたリリースです。
現在販売中のISO Enter(分割スペース)プレートではなく、正真正銘の日本語配列となっています。しかも、PCBからキーキャップ・キースイッチまで組み立て済みの状態で、フォームと2.4Gレシーバーも付属しています。Pogo Pinの交換が必要になるので、一瞬でとは言いませんが、簡単に入れ替え可能になっています。
発売前にJIS日本語配列キットを試してみたので簡単に紹介したいと思います。
【PR】製品提供:株式会社KIBU
\ Amazonでも取扱されていたのでリンクをまとめました /

日本語配列キット内容
※日本語配列キットにキーボードは付属していません。日本語配列キットを使用するには別途Crush80キーボード本体が必要です。
- 組み立て済みユニット一式
(PCB、JIS配列 FR4プレート、スタビライザー 、Cocoa スイッチ 、キーキャップ 、PORONプレートフォーム、8x IXPEスイッチパッド、PETフィルム) - PCBフォーム、ケースフォーム
- Pogoピン
- ガスケット
- 2.4Gレシーバー
上記リストのパーツが全て入って価格1万円となっています。しかもクラファン購入者は2000円OFFクーポンが利用できるので、最安8000円で購入することができます。キーボード本体をMakuake早割 24,900円で購入していた方は、合計32,900円になります。
Cocoaスイッチ70個入りが4500円で販売されているので、本キットの価格は有り得ない設定ですね。
(参考までに「Keychron Q1 Max JIS」は公式サイトで41,890円です)
1つだけ注意点と言うか、伝えておきたい部分としては、キーキャップが元々ダブルショットPBTだったものに対して、本キットではDye-Sub (昇華印刷) PBTになっています。キーキャップの厚みは1.5mm~1.6mmと変わらず高品質なものでした。
打鍵音・打鍵感の違い
キーキャップが変わったことによって、打鍵時の音量や響きが抑えられて少し静かなサウンドになっています。ダブルショットに比べて乾いたような音というと分かりやすいかもしれません。フォームの枚数や組み合わせを変えることで、好みの打鍵音にできるので、それも一つ楽しみなところです。
ちなみに、軽めのカタカタ系にしたい場合はフォームを減らし、重厚感のあるコトコト系にしたい場合はフォームを増やして調整すると良いでしょう。
打鍵感については、そこまで大きく変わるというほどではありませんが、やはりキーキャップ素材が変わることで、打鍵時の鮮明さに若干の違いはあるようです。具体的には、元のUS配列(ダブルショット)の方が明瞭な打ち心地で、JIS配列(ダイサブ)の方は落ち着いた打ち心地になっています。
実際の打鍵音については、ショート動画に両方のタイピング音を収録しているので聞き比べてみてください。
入れ替え作業の流れとポイント
実際に日本語配列キットに換装してみました。
KIBU SHOPの方に取り扱い説明のページが用意されているので、このページでは流れやポイントだけ紹介します。
- ケースを開けて英語配列ユニットを取り外します
- ボトムケースを外してバッテリーコンパートメント(ボトムプレート)に付いているPogoピンを取り外します
- 日本語配列キットのPogoピンに交換
※この時に元のPogoピンのカバーを付け替えます - ボトムケースを取り付け、フォームを敷きます
※フォーム枚数で打鍵音が変わるのでお好みで調整 - 日本語配列ユニットに円筒ガスケットを取り付けて設置
- トップケースを取り付けて完了
この一連の流れでゆっくり作業して5分程度で完了しました。慣れれば3分くらいで出来そうです。
やはりボールキャッチ構造の恩恵はデカいですね。
作業中の注意点は、それほどありませんがメモしておきます。
- ケースを取り外す際、ケース4隅など各所のゴムパーツを紛失しないように
- Pogoピンのカバーを再利用して付け替える
- 配線を傷つけないように
Pogoピンの交換だけが少し面倒ですが、それでもシンプルな設計なので簡単にできると思います。
あと、動画を作ってから気づいた部分がありました。しっかり確認しておけばよかったんですが…。
作業が終わってケースを閉めようとしたところ、いつもと感触が違うなと思い、フォーム類を確認したところ、PCBフォームの裏表を逆に取り付けていたため、上手くかみ合ってませんでした。
画像キャプションにも書きましたが、PCBフォームの裏表(PETフィルムの貼り付いている面)が逆になっていました。
一旦PCBを画像のように裏返して、しっかりと合っているか確認してから設置しましょう。
ビフォー アフター


日本語配列キットのキーキャップは、ホワイト・グレーのみとなっています。元の英語配列のキーキャップとはカラーリングが異なるので、「どうかなぁ」と少し不安に思っていましたが、このウォームシルバーはEpomaker P65のカーキのような雰囲気で、よりシンプルになったという感じです。


キーキャップのカラーリングがシンプルなので、どのカラーモデルにもマッチすると思います。
試しに、Liteモデル(ブラック)の方でも交換してみたので画像掲載します。


ブラックの方は、元のブラック・レッドよりスマートな雰囲気になったので、個人的にはこちらの方が好みです。
しかも、これはMakuakeで数台しか販売されていないLiteモデルです。(※現在Liteモデルは販売されていません)
Liteモデルは、HMX Frost JadeスイッチにPPプレートという仕様なので、日本語配列キットを使って実質Proモデル化出来ることになります。
元の柔らかい打鍵感も良かったんですが、日本語配列はこのブラックで使っていこうかなと思います。
本音としては、キット販売だけでなく日本語配列モデルもリリースしてほしいところですが、諸々事情があり簡単にはいかないのでしょうね。
でも、これを機にLiteモデルが販売されれば、少しでもコストが抑えられるようになるので、これからCrush80を購入しようと検討している方には、購入しやすくなるのかなと思います。
日本語配列について

こちらが日本語配列の全体像です。80%TKLレイアウトなので、無理なく日本語配列化されています。
やはり日本ユーザーにとっては、日本語配列の方が馴染みがあると言うか、デフォルトがこの日本語配列だと思います。そのため、英語配列のCrush80がどんなに良いキーボードだと分かっていても、英語配列キーボードに慣れていないユーザーは、手が出しづらいというのも現実です。
Crush80以外にも、有名メーカーが徐々に日本語配列をリリースし始めているので、メカニカルキーボードがもっと一般的に浸透すると嬉しいですね。
英語配列と日本語配列の違いは、キー数やキーマップが異なります。
英語配列 88キーに対して、日本語配列 92キーになり、「無変換・変換、かな、半/全、¥キー」が増えています。
また、右Altが省略されたり、L字Enterのためバックスラッシュ(ろ) が右Shift隣に移動していたり、記号周りも日本語配列としてマッピングされています。
スペースバーは3.75uサイズ、Backspaceが1uサイズになっています。
特に、1uサイズのBackspaceの使い心地が気になっていましたが、右サイドのナビゲーションキーとの間に隙間があるため、特に問題ないように感じました。もし使いづらいようだったら、「Kana」キー辺りにキー配置を変更しようかと考えていましたが、その必要はないかもしれません。
それよりも、「Delete」キーを「Kana」or「F13」にマッピングした方が便利そうです。
そうすることにより、「PrtScからPgDn」までの9つのキーを自由にカスタマイズできるというメリットが生まれます。
VIAについて
Crush80 JIS日本語配列もVIA対応なので、自由にキーカスタマイズ可能です。
日本語配列の方がキー数が多いので、先ほどのようなキーリマップをすることで、より便利に快適に使うとこが出来ます。
英語配列とは別に、日本語配列用のJSONファイルが必要になります。有線用と2.4Gワイヤレス用に分かれているので、用途に合わせてダウンロードしましょう。
Crush80商品詳細ページもしくは、Crush80取り扱い説明ページからダウンロードできます。
まとめ
やはり日本ユーザーにとっては、日本語配列で使いたいという要望が圧倒的に多いので、元々英語配列でリリースされたCrush80を日本語配列化するという面白い試みだと感じました。
Crush80 Proのキーボード本体が32,800円(Makuake早割24,900円)で、日本語配列キットが10,000円(Makuake応援購入者は8,000円)なので、トータルすると決して安いものではありません。
ですが、このハイエンドなアルミニウム製メカニカルキーボードを、日本語配列で使えるというのは大きなメリットだと思います。
日本語配列で打鍵感・打鍵音にこだわりたい、VIAでキーカスタマイズして使いたいという方は、確実に選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
この日本語配列キットはKIBU SHOPのCrush80商品ページから購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
※Makuake Storeでは販売しておりません
\ Amazonでも取扱されていたのでリンクをまとめました /






















