今回は Epomaker Click Lite Mouse をレビューします。
当ブログで以前取り上げた Click Mouse のLite版で、2025年8月に発売されました。Amazon Japan では 8月2日から取り扱いが始まっています。
前モデルは PAW3950 センサーを搭載するハイエンド寄りの構成でしたが、Click Liteはその名のとおりスペックを抑えた廉価モデルです。セール時には 20%OFF の 4,207円 と、かなり手に取りやすい価格になっているのもポイント。
この記事では Click Lite と Click Mouse を比較しながら、デザイン・スペック・操作感の違いを順に見ていきます。
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スペック一覧
まずはClick Lite Mouseの基本スペックを確認し、前モデルとの違いを表にまとめました。
| Click Lite Mouse | Click Mouse | |
|---|---|---|
| センサー | PAW3311 | PAW3950 |
| MCU | 記載なし | PAN1080 |
| DPIステップ | 800 / 1600 / 2400 / 3200 / 5000 / 12000 | 800 / 1600 / 2400 / 3200 / 5000 / 42000 |
| ポーリングレート (2.4G / 有線) | 最大 1,000Hz(125 / 250 / 500 / 1000 切替) | 最大 8,000Hz(複数段調整) |
| ポーリングレート (Bluetooth) | 125Hz | 125Hz |
| トラッキング速度 (IPS) | 300 IPS | 750 IPS |
| 加速度 | 35G | 50G |
| CPI | 24000 | 30000 |
| FPS | 12000 | Self-adjusting |
| LOD (Lift-Off Distance) | 記載なし | 0.7mm, 1mm, 2mm |
| 接続方式 | 3モード(2.4GHz / Bluetooth / USB-C) ※技適認証取得済み | 3モード(2.4GHz / Bluetooth / USB-C) ※技適認証取得済み |
| ケース素材 | プラスチック | プラスチック |
| サイズ | 121 × 63.6 × 38.7 mm | 121 × 63.6 × 38.7 mm |
| 重量 | 約59g | 約58g |
| バッテリー | 500mAh | 500mAh |
| 対応OS | Windows / macOS / Linux | Windows / macOS / Linux |
| スイッチ | 記載なし | Omron D2LS |
| 備考 | 製品ページに一部「24,000 DPI」表記が見られるが、PAW3311 のネイティブ性能に合わせ 12,000 DPI(実効) で表記しています。 | ハイエンド寄りの高トラッキング・高リフレッシュ設計。 |
実用上のセンサー性能は12,000DPIまで
Click Lite Mouseは、公式サイトやマニュアル等で 24000 DPIという表記がされています。実際にEpomaker Driverでの設定は24000 DPIまで設定可能ですが、Click Lite は PixArt PAW3311 を搭載していることから、実務的には約 12,000 DPI / 300 IPS / 35G がネイティブ上限とのこと。とは言え、普段使いやライトゲーミングには十分な性能です。
3WAY接続&軽量設計で汎用性が高い
有線(USB-C)・2.4GHz・Bluetooth のトライモード対応。Epomaker製品は日本国内の技適認証も取得済みなので、ワイヤレスも安心して利用できます。また、約59g の軽さでモバイル用途やサブ機として扱いやすい構成になっています。バッテリーは 500mAh でフル充電で78時間の連続使用が可能とのことなので持続性も確保されています。
Click Lite Mouse … PAW3311を搭載し、最大ポーリングレート 1,000Hz、DPI/IPS/加速度も控えめに抑えたモデル。
MCUやスイッチについては記載なしということなので、ここもコストダウンを図っている部分だと思われます。
Click Mouse … PAW3950 を採用し、高DPI・高IPS・最大8,000Hz とゲーミング寄りの高性能仕様
どちらも同じ外形・軽量設計、3モード接続対応で扱いやすさは共通しています。
日常使いや軽めのゲームには Click Lite、競技寄りや高精度を求めるなら Click Mouse と分けて考えるのが分かりやすいです。
デザイン・外観

Epomaker の Click シリーズは 同じシェイプを共有しつつ、内部のチューニングや細部の仕上げで差別化するという作りです。Click Lite は前モデル Click Mouse と同じボディラインを踏襲しているため「見た目での抵抗感が少ない」「手に馴染みやすい」という利点があります。
外観としての違いはカラーリングのみで、Click Liteはボタンの色とロゴ、ボトムケースをブラックに統一されて、より一般的なカラーリングです。
形状・サイズ感
両モデルとも 左右対称のシンプルなプロファイルで、手のひらに収まりやすいアーチ。サイズ(121×63.6×38.7mm)は同一で、重量もほぼ同じ(約58–59g)なので、持ち替えても違和感が少ないのが特徴です。

また、EloShapesで比較してみたところ、Razer Viper系の形状と似ているようでした。G Pro系と比較すると、アーチに勾配があり若干後方寄りになっています。
(https://www.eloshapes.com/mouse/compare?p=epomaker-click-lite-vs.-razer-viper-mini-vs.-logitech-g-pro-x-superlight-2)
表面仕上げと質感
外装はマット調のプラスチックで、手触りはさらっとして指紋が目立ちにくいタイプ。塗装や成形精度は価格帯以上に安定しており、エッジ処理(シェルの合わせ目やロゴ周りの仕上げ)も良好です。
2.4GHzレシーバー収納、ボタン配置・ホイールまわり
左右メイン以外のサイドボタンやDPI切替ボタン、ホイールの形状は同系統。底面の接続モード切替やポーリングレートのボタン等も同じ配置になっています。
また、Click Lite Mouseの方は、ポーリングレート1000Hzまでなので、2.4GHzレシーバーはUSBドングル形式になっています。本体底面に収納されていてケーブルいらずで持ち運びの際にも便利です。
操作感とクリック感
Click Lite を実際に使ってみると、まず “軽さ”と“明瞭なクリック感覚” が印象に残ります。外形は Click Mouse と共通なのでホールド感はほぼ同じですが、クリック感と音の雰囲気は異なるものになっていました。
全体的な操作感
持った感触は 約59g と軽めで、適度な「くびれ」とクセのない「アーチ」でがありスナップの効いた操作がしやすいです。
グリップは持ち方を選ばず、かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ち、どの持ち方でも無難に合わせやすいシェイプになっていて、長時間の作業でも疲れにくい印象でした。
デフォルトのソールは一般的な汎用タイプを採用しています。普段使いであればそのままでも良いと思いますが、ゲーミング用途の場合は好みのソールに変えてもいいかと思います。
左右メインクリック
Click Lite: クリックが「カチッ」と明瞭で、音量はやや高め。押下のストローク感は短めでレスポンスが良く、入力が判りやすいので作業のテンポが上がります。
Click Mouse(比較用補足): こちらは「パチッ」と落ち着いたクリック感覚で、音も控えめ。安定感を重視した設計になっている印象です。

スクロールホイールと他ボタン
スクロールホイールのノッチ感は少し弱めな気もしますが、程よく標準的と言ったところ。サイドボタンについても標準的で、特に使いづらいとか誤操作に繋がるようなこともありませんでした。
ホイール手前についている2つのボタンは、DPI切替ボタンになっています。手元で素早く切り替えられるので、作業中に感度を変えたいときにも便利です。ゲーミングマウスでは、このようなDPI 切替ボタンが付いないことが多いので、普段使いも兼ねている場合のメリットになります。
また、これらのボタンについて2機種の違いはあまり感じられませんでした。強いて言うなら、マウスホイールはLiteの方が若干トルク感が強いかなというくらいです。

追従性・遅延感(2.4G / Bluetooth / 有線)
2.4GHz(付属ドングル)/有線(USB-C):Click Lite は最大 1,000Hz のポーリングに対応しているため、レスポンスは十分。日常使い・ライトゲーミングでは遅延を感じることはありません。競技的な高リフレッシュ(数千Hz)を求める環境でなければ、2.4Gで快適に使えます。
Bluetooth:省電力かつマルチデバイス対応で利便性は高いですが、競技用途や細かい操作の安定性を求める場合は 2.4G/有線を推奨。
スリープ復帰・バッテリー挙動
スリープタイムはデフォルト30秒に設定されていました。スリープ復帰は素早く、マウスを動かしただけで即座に復帰してくれます。ちなみにスリープタイムはEpomaker Driverで変更可能です。
バッテリー容量は 500mAh で、公式サイトにフル充電で78時間の連続使用が可能と記載されていますが、Bluetooth接続時の場合だと思われます。2.4G常用や高PR設定だと消費が早くなるので、頻繁に使う場合は小まめな充電を考えると安心です。
ソフトウェアとカスタマイズ
EPOMAKER の専用ソフト(Epomaker Driver)では、ボタン割り当て、DPI プリセット、ポーリングやスリープ等のパフォーマンス設定等が行えます。日本語非対応で英語・中国語のみ対応しています。ですが、そこまで難しい設定は無いので英語で利用できるかと思います。
Epomaker Driverは公式サイトからダウンロードできます。PCにインストールするタイプになっていて、Windows・Mac それぞれに分かれています。
※Click Lite Mouse と Click Mouse では、ドライバーソフトが異なるので注意してください。
まとめ
| メリット |
|---|
| 最軽量ではないが十分軽量で扱いやすい 技適認証取得済み・3WAY接続で汎用性が高い コストパフォーマンスが良い |
| デメリット |
|---|
| センサー性能は抑えめ MCU / スイッチの詳細が明記されない箇所あり |
こんな人にオススメ
- 普段使いやオフィス作業、ライト〜カジュアルなゲームを想定している方
- 見た目や使いやすさを重視しつつ、価格を抑えたい方
Epomaker Click Lite Mouse は「見た目と軽さはそのままに、仕様を絞って価格で勝負した」モデルで、コストパフォーマンスの一言に尽きると思います。
日常使いやライトゲーミング、モバイル用途には非常にバランスが良く、手に取りやすい選択肢です。
実際にAmazonでこの価格帯のマウスを探してみると、乾電池式だったり、充電式でも少し重かったりして案外迷ってしまいます。
そんな中で Click Lite Mouse は「軽さ・使い勝手・価格」のバランスが良く、ライトユーザーであれば十分すぎる選択肢です。マウスに1万円もかけたくない、でも失敗は避けたいという方にこそ、この Click Lite Mouse がオススメです。
Epomaker公式サイト…通常価格 $29.99
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※配送保護に別途1ドル前後かかる場合があります
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※記事執筆時の価格情報です






















