このブログでは普段、メカニカルキーボードやマウスをメインにレビューしていますが、今回はちょっと趣向を変えてモバイルバッテリー 「SHARGE Flow mini 2」 をレビューします。
実は以前、同じShargeの 「SHARGEEK 140」 を取り上げたことがありました。あちらは20,000mAhの大容量で、ノートPCまでしっかり充電できるパワフルなモデルです。
それに比べて今回のFlow mini 2は 5,000mAhとコンパクト。「直挿しできる交換式端子+内蔵ケーブル」 という便利な仕組みを詰め込んでいて、ポケットに入れて持ち歩ける “ちょうどいいサイズ感” が魅力になっています。
この記事では、そんなFlow mini 2の仕様やデザインをチェックしつつ、実際の充電速度や使い勝手をレビューしていきたいと思います。
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SHARGE Flow mini 2の主な特徴(スペック一覧込み)
Flow mini 2は、5,000mAhのコンパクトボディに22.5W急速充電対応・コネクター交換式デザイン・内蔵USB-Cケーブルを詰め込んだ、携帯性に優れたモバイルバッテリーです。
直差しコネクターを交換することでUSB-C/Lightningの両方に対応し、“ケーブルレスでそのまま挿せる” 快適さが大きな特徴。
さらに本体サイズは約100gと軽量で、航空機持ち込みも問題ない容量に収まっています。
以下に公式スペック+ポイントを一覧にまとめました。
| 製品名 | SHARGE Flow Mini 2 |
|---|---|
| カラー | シルバー/ブラック/ピンク |
| 重さ | 約100g |
| 寸法 | 79.4 × 25.8 × 33.5 mm ケース越し充電:厚さ 約3.7mmまで対応 |
| バッテリー容量 | 5,000mAh(3.65V/18.25Wh) |
| ポート | USB-C × 2(Lightningコネクタ/USB-Cコネクタ交換式、USB-C内蔵ケーブル) |
| サポート プロトコル | PD3.0、APPLE、BC1.2、QC2.0、QC3.0、AFC、FCP、SCP、SFCP |
| 入力 | USB-Cケーブル: 5V⎓3A、9V⎓2A、12V⎓1.5A USB-Cコネクタ: 5V⎓3A、9V⎓2A、12V⎓1.5A |
| 出力 | USB-Cケーブル: 5V⎓3A、9V⎓2.22A、10V⎓2.25A、12V⎓1.67A (最大22.5W) USB-Cコネクタ: 5V⎓3A、9V⎓2.22A、10V⎓2.25A、12V⎓1.67A (最大22.5W) USB-Cケーブル+コネクタ: 5V⎓3A |
| パススルー | 対応(本体を充電しながら機器も充電可能) |
| 同時充電 | 2台(直挿し+内蔵ケーブル) |
| 保証 | 12ヶ月 |
| 付属品 | Flow Mini ×1、ユーザーマニュアル ×1、USB-Cコネクタ ×1、Lightningコネクタ ×1 |
※充電アダプターは付属していないため別途準備が必要になります。
2. 外観・サイズ感
Flow mini 2のサイズは 79.4 × 25.8 × 33.5 mm、重さは約100g。
数字だけ見るとピンとこないかもしれませんが、実際に手に取ると「使い切りライター」よりひと回り大きいくらいで、ポケットにもすんなり収まります。端子カバーが付いているので、ポケットやバッグにそのまま放り込んでも安心です。
内蔵ケーブルはストラップのように使えるので、バッグの持ち手に掛けて持ち歩くこともできます。掛けているとちょっとしたガジェット感があって気分が上がるというか、「これさえ持っておけば安心」という、まさに “お守りバッテリー” といった存在感です。

本体は透明ケースによるスケルトンデザインを採用しています。内部の基板やケーブルは見えないので少し控えめな雰囲気ですが、SHARGEらしい外観デザインです。
透明ケースはプラスチック素材なので、使い込んでいくうちに傷がついたりすることもあるので注意したいです。
カラーバリエーションは公式サイトではシルバー/ブラックの2色でしたが、Amazonではピンクも追加されていました。
実際に使ってみると、ケースをつけたまま直挿しできるのが便利。メーカー公称では厚さ0.15インチ(約3.7mm)まで対応とのことで、一般的なシリコンケースやTPUケースであれば問題なく充電できます。
ただし、バンパー系の厚めのケースや金属フレーム付きのケースは挿さらない場合があるので注意が必要です。
3. 端子まわりと使い方

Flow mini 2の一番の特徴は、直挿しできる端子と内蔵ケーブルの両方を備えているところです。しかも直挿し端子は USB-CとLightningの交換式 になっているので、iPhoneでもAndroidでもこれ1台で対応できます。
また、iPhone15以降はLightningが廃止され、USB-Cに切り替わりました。例えば、社用スマホはiPhone SE3だけど、プライベートはiPhone16を使っているという方も多いと思います。そういった場合など、両対応している方が便利で助かるという方も、まだまだ多いのではないでしょうか。
端子の交換は、差し替え用のアダプタをカチッと装着するだけのシンプルな仕組み。USB-Cを標準で使いつつ、必要に応じてLightningに付け替えるといった使い分けができます。
さらに本体左側には、内蔵USB-Cケーブルが収納されていて、スマホだけでなくイヤホンやモバイルルーターなどの周辺機器を同時に充電可能。ケーブルはストラップのように本体に固定されているので、失くす心配がないのも嬉しいポイントです。
私の場合は、iPhone13を使用していて、ワイヤレスイヤホンを常に持ち歩いているので、直刺しはLightningで使用し、ワイヤレスイヤホンは内蔵ケーブルの方で充電するという使い分けをしています。

同時充電
直挿し端子と内蔵ケーブルを使えば、2台同時充電 にも対応します。
ただし、同時使用時は出力が合計 5V 3A(15W相当) に制限されるため、スマホとイヤホン、スマホとモバイルWi-Fiなど軽めの組み合わせ向きです。
本体の充電方法
Flow mini 2自体の充電は、直挿し端子か内蔵ケーブルのどちらかを充電アダプタに差すだけ。
別途ケーブルを持ち歩かなくてもいいので、ホテルやカフェでの充電も手軽です。
ちなみに、充電アダプタは付属しないため別途用意する必要があります。入力は最大18Wまで対応しているので、Apple純正の20W USB-C電源アダプタを持っている方は、そのまま併用できます。
画像のようにサードパーティの充電アダプタでも問題なく使用可能です。最近の製品は最大20W・PD対応のものが多いので、大概のものが使用できると思います。

パススルー充電
本体を充電しながらスマホなどの機器も同時に充電できる パススルー充電 にも対応しています。
寝る前にコンセントへ差しておけば、朝にはバッテリーもスマホもフル充電、という使い方ができるのは便利です。
4. 充電テスト(実測)
公式サイトでは「iPhone16を約27分で50%まで充電可能」と紹介されています。
そこで、実際に私が使っているiPhone13を対象に充電テストを行いました。
iPhone13のスペックとしては、バッテリー容量は3,227mAh(急速充電 最大20W対応)。
バッテリー状態を確認したところ最大容量84%となっています。
iPhone16に比べたら、確実に充電が遅くなることは予想できますが、どのくらいの速度と実容量が得られるのかを確認しました。
iPhone13での充電テスト
- 11:35 20%から充電開始
- 11:52 50%到達(開始から約17分)
- 12:07 70%到達(開始から約32分)
- 12:17 80%到達(開始から約42分)
50%充電されるのに約32分なので、iPhoneのバージョンやバッテリーの最大容量・劣化度合いを加味しても、かなり優秀な結果だと思います。
あと、80%以降はバッテリー最適化機能が働きゆっくり充電されていきました。最終的には 1:15 くらい(開始から1時間40分)で満充電になりました。
最近充電の減りが早くて困っていたので、外出先の “ちょい足し充電” に心強いです。
ちなみに、急速充電中の発熱については、思った以上に抑えられているように感じました。
普段使っているPD充電対応アダプタに直接Lightningケーブルという組み合わせで使っているとかなり熱くなるので、それに比べたら抑えられているといった具合でした。
- 同時充電
直挿し端子+内蔵ケーブルを同時使用すると、公式スペック上は合計 5V 3A(15W) に制限。
スマホ単体の高速充電ほどのスピードは出ませんが、スマホ+イヤホンの組み合わせなら十分実用的。 - パススルー充電
本体を充電しながらスマホも同時に充電可能。就寝時の“まとめ充電”に活用でき、挙動も安定していました。 - 実容量と効率
公称容量5,000mAh(約18.25Wh)に対し、iPhoneなら約1回ちょっとが現実的なところ。実際には30%切ったくらいで充電することが多いので、使い方によっては2回充電できるくらい。 - 21700セル採用
内部には電動工具やEVにも使われる 21700サイズの高品質セル を搭載。高効率・高出力を実現しつつ、小型サイズで安定した性能を発揮しています。
安全面
やはりモバイルバッテリーを使う上で、一番気になるのは 安全性 です。
Amazonでモバイルバッテリーを探すと、Ankerやエレコム、サンワサプライといった日本でも有名なメーカーが多く並んでおり、「とりあえず安心」と思える方も多いでしょう。
一方で、今回の SHARGE というメーカーは初めて聞いたという方も少なくないかもしれません。ですが、日本での販売にあたって、PSE認証(電気用品安全法) に対応、その他中国のCCC認証(強制製品認証)等もしっかりと取得されています。

そしてFlow mini 2の仕様をしっかり確認すると、公式スペックにも明記されているように、過電圧・低電圧・短絡(ショート)・過電流・過負荷・過熱保護といった基本的な保護回路 を搭載しています。さらにバッテリーセルには電動工具やEVにも使われる 高品質な21700セル を採用しており、小型ながらも安定した放電性能を確保しています。
Flow mini 2は、格安バッテリーと言うわけではない理由として、こういった安全面やハード面の仕様にあるように思います。
特にセルタイプを公表していないメーカーもあるので、SHARGEの信頼性の高さが伺えます。
ちなみに、容量は 5,000mAh(約18.25Wh) と、国際基準の「160Wh以下」に収まっているため航空機内への持ち込みが可能です(1人あたり2個まで)。
ただしモバイルバッテリーは預け入れ荷物には入れられず、必ず手荷物として持ち込む必要があります。
まとめ
| メリット |
|---|
| コンパクト&軽量で持ち歩きに最適 直挿し端子+内蔵ケーブル付きで同時充電可能 端子交換式(USB-C/Lightning両対応) 22.5W急速充電対応 スケルトンボディでSHARGEらしい外観 安心・安全の保護回路搭載、PSEマーク対応、21700セル採用 |
| デメリット |
|---|
| 容量5,000mAhは旅行など長期滞在には物足りない (あくまでサブバッテリーという位置づけ) 同時充電時は15Wなのでスマホ+イヤホン程度が現実的 キレイな外観の反面、プラスチックケースが傷つきやすい |
こんな人にオススメ
- 毎日の通勤・通学用に持っておきたい
- ケーブルを持ち歩きたくない
- iPhoneとAndroidを両方使っている方(家族・友人とシェアする方にも)
- 旅行や出張でサブバッテリーとして使いたい
Flow mini 2は、大容量ではないけれど、「小型・軽量・端子交換式・ケーブルレス」 という4つのメリットを詰め込んだ便利なモバイルバッテリーでした。
安全面もしっかりしているため、普段の持ち歩きだったり、旅行時のサブバッテリーとして「とりあえずこれ一個あれば安心」と思える存在です。
最後に価格情報をまとめます。
Amazonで4,999円(セール時:3,999~4,249円)、公式サイトで$24.90(セール時:$22.90)となっています。公式サイトの方が安いようなので、Amazonでセール中でない場合は、公式サイトでの購入もありだと思います。
他メーカーのモバイルバッテリーより若干高い価格ではありますが、直挿し端子が交換式でUSB-C/Lightning両対応しているものは、この Flow mini 2くらいしか見当たりません。そのため、この部分にメリットを感じる方、多用途で使いたいという方には確実にオススメです。





















