今回は、80%TKLサイズのメカニカルキーボード「SMACKAPE Impact 80」をレビューします。
レビューに使用するのは、Impact 80 Pro(Forest)とUltra(Black)の2モデルで、KIBU SHOP様よりご提供いただきました。
US配列モデルは、2025年7月22日よりAmazonで販売がスタートしていて、
- Standard:7,900円
- Pro:9,900円
- Ultra:11,900円
という、かなり攻めた価格設定になっています。さらに、JIS配列モデル(各1,000円増し)も発売を予定とのこと。
正直、ABS製キーボードとはいえ、7900円~という価格帯でVIA対応というだけでも驚きなのに、3モード接続(技適認証取得済み)、音響フォーム+ガスケット構造、ドングル収納、キックスタンド付きと、“全部入り”もイイところ。
ここまでくると、内容・スペックに対して価格が安すぎてちょっと怖いレベル。「この価格で本当に大丈夫なの?」と疑いたくなる方もいるかもしれません。
というわけで今回は、このImpact 80の実機を使いながら、細部まで徹底レビューしていきます。
ABS製キーボードとして同じく人気の「AULA F75」との違いも含めて、しっかりチェックしていきましょう。
【PR】製品提供:KIBU SHOP
製品ラインナップ・スペックまとめ
Impact 80は、Standard/Pro/Ultraの3モデル展開で、カラーやスイッチ、プレート素材、バッテリー容量などの仕様が異なります。
価格帯は7,900円〜11,900円(JIS配列は各+1,000円)と非常に手頃でありながら、3モード接続やVIA対応といった上位機能を備えているのが特徴です。
それぞれのモデルごとの違いや、共通仕様としての基本スペックを一覧にまとめて紹介します。




モデルごとの違い
| モデル | カラー | プレート素材 | スイッチ | バッテリー容量 | キーキャップ |
|---|---|---|---|---|---|
| Standard | Mist | PC | BSUN Polar(40gf) | 4,000mAh | ダブルショットPBT フロントプリント |
| Pro | Sunset / Forest | PC | Original Cheese(45gf) | 4,000mAh | ダブルショットPBT フロントプリント |
| Ultra | Black | FR4 | Kailh Frost Blue(45gf) | 8,000mAh | ダブルショットPBT シャインスルー サイドプリント |
基本スペック
| メーカー名 | SMACKAPE |
|---|---|
| モデル名 | Impact 80 |
| レイアウト | US ANSI 英語配列 80%(TKL、87キー) |
| サイズ | 約364.5 × 140.5 × 33.5mm 2段キックスタンドあり タイピングアングル:約6〜8度 |
| 重量 | 約1100g |
| キースイッチ | Standard:BSUN Polar(40gf) Pro:Cheese(45gf) Ultra:Kailh Frost Blue(45gf) |
| キーキャップ | Cherryプロファイル ダブルショットPBT Ultra / ブラック:サイドプリント、シャインスルー |
| ケース素材 | ABS |
| プレート素材 | Standard, Pro:PC Ultra:FR4 |
| フレックスカット | スイッチプレート、PCB 共にフレックスカットあり |
| 接続方式 | 3モード接続:USB-C/Bluetooth 5.0/2.4GHz |
| ポーリングレート | 有線/2.4GHz:最大1,000Hz / Bluetooth:125Hz(※公称スペック) |
| キーキャップ | Cherryプロファイル / PBTダブルショット成形 |
| キーカスタマイズ | VIA対応(Mod-Tap設定可、ワイヤレス接続時も動作確認済み) |
| ホットスワップ | 対応(5ピン対応、MX互換) |
| バックライト | A-RGBライティング |
| 対応OS | Windows/macOS/iOS/Android/Linux |
| フォーム構成 | 高密度ロジャースフォーム、IXPEスイッチパッド、PET調音フィルム、カスタムソケットフォーム (半透明のPCライトディフューザーあり) |
| バッテリー容量 | Standard, Pro:4000mAh Ultra:8000mAh |
| 技適認証 | 取得済み |
| パッケージ | キーボード本体 ダストカバー USB-A to Cケーブル(Proはホワイトケーブル、Ultraはブラックケーブル) 2.4GHzレシーバー(本体収納) キーキャップ・スイッチプラー(2 in 1) 交換用スイッチ(3個) 取扱説明書(日本語対応) |
外観とデザイン
Impact 80は、3モデル(Standard / Pro / Ultra) 、 4カラー(Mist / Sunset / Forest / Black)のバリエーション展開。
全体的なデザインは、第一印象としてはスタンダードでクセがない。AULA Fシリーズのカラバリに似ていますが、Forestだけはひと味違います。
このForestは、レトロ感を漂わせる落ち着いたカラーリングで、Keychronっぽい配色ですが、ケースの色味や配色パターンが違いますね。
実際のケースの色味は、薄めのアイボリーやベージュよりも控えめ、オフホワイトとも違い、ナチュラル系のニュアンスカラーという表現がしっくりきます。
光の加減によってはミルキーにも、ややスモーキーにも見えるような絶妙なトーン。
サイドまで回り込む美しいライティング
Impact 80の外観で目を引くのが、ARGBによるライティング。バックライトだけでなく、フロント以外の3面を囲むサイドライトと、トップ面の右側に位置するロゴライト。デスクに置くだけで雰囲気がグッと引き締まります。
ライティングはそれぞれ個別に制御が可能で、ショートカット操作でも簡単に調整できますが、VIA対応なのでブラウザからカスタムすることも可能なので、細かい色味やスピードの調整をしたい人にも嬉しい仕様です。
高品質なPBTキーキャップと適切なタイピング設計
キーキャップは、Mist/Sunset/Forestがスタンダードなトリカラー配色で、Black(Ultra)はグラデーションカラーになっています。いずれもダブルショットPBT(射出成形)が採用されており、視認性・耐久性ともに非常に優れています。
厚みは1.6〜1.7mmほどで、価格帯を考えると文句なしのクオリティです。
形状はCherryプロファイルで、キーボード手前側の高さは実測で約19.7mm。さらにタイピングアングルは約6〜8度と自然な傾斜がついているため、リストレストなしでも快適に打鍵できる設計です。(※ロープロやノートPCユーザーは、慣れるまでリストレストを使った方がいいかも)
レイアウトの実用性と拡張性
Impact 80は80%(TKL)レイアウトで、テンキーを省略しつつ、方向キーや「Home / End / PgUp / PgDn」などのナビゲーションキーを独立して配置。
全体としては若干横幅が広くなりますが、これが逆に操作性の良さにつながっていて、個人的には非常に使いやすい印象です。
また、今後発売予定の日本語JIS配列モデルでも、キー数に余裕のある80%レイアウトであれば、自然な日本語配列が組める点も大きなメリット。配列の違和感が気になる人にとっても、安心して選べるモデルになりそうです。
内部構成(サウンドチューニング)
Impact 80の大きな特徴のひとつとして、しっかりと作り込まれた内部構造にあります。
ガスケット+多層フォーム+プレート選択+逆向きバッテリーという構成は、上位モデルで見られる設計を凝縮したような構成とも言えます。
Impact 80が「この価格帯にしては打鍵音が良すぎる」「明らかにチューニングされている」と感じる理由は、まさにこの内部構造の作り込みにあるといえるでしょう。
気になる部分があったため、プラスチック系素材のケースですが思い切って開けて確認してみました。
ガスケットマウント × 多層フォーム構成
Impact 80は、シリコン製ガスケットを使用したガスケットマウント構造を採用。かなり特殊な形状をしていて、厚みのある大きいガスケットがスイッチプレートに付いているタイプで、PCB含め全体的に支えることができるほどの厚みがあります。大きいうえに数も多く、プレート周囲に合計10個も配置されていました。
PC導光プレートをよく見ると、ガスケットを下からも支えられるように突起があります。画像3枚目と4枚目の箇所です。
特殊形状のガスケットが上下の衝撃をしっかりと吸収し、「打鍵時の安定感」と「跳ね返り」のバランスが非常に心地よい設計になっています。
さらに内部のフォーム構成は、
- 高密度ロジャースフォーム(高密度Poronコアフォーム)
- IXPEスイッチパッド
- PET調音フィルム
- 高密度Poronソケットフォーム
という4層構成の静音フォームに加えて、PC導光プレート(ライトディフューザー)が敷かれており、バッテリー部分の空洞感を抑え、均一で落ち着いた打鍵音を実現しています。
このライトディフューザーは、通常ボトムシリコンが配置される部分に採用されていて、静音フォームとしても機能しているため、実質5層フォームと言ってもいいでしょう。
プレート素材
Impact 80では、モデルによってプレート素材が異なるのも見逃せないポイント。
特にUltraモデルのFR4プレートは、ABS筐体のキーボードとしては珍しい組み合わせ。FR4の素材特性から、一部のカスタムメカニカルでしか採用されていないので、Impact80の自信が垣間見えます。
- Standard/Proモデルには柔らかめのフレックスカット・PC(ポリカーボネート)プレートが採用されていますが、特殊なガスケット構造とケース内の密度の高さから、プレートのしなりは弱めで、衝撃を和らげることを重視した安定感の高い打鍵感が特徴。音のトーンはやや低めで、ボリュームは標準的です。
- Ultraモデルにはやや硬めのフレックスカット・FR4(ガラスエポキシ)プレートが使われており、PCプレートよりも反発がしっかりしていて、打鍵時のレスポンスの良さが印象的。一般的には反響が強いと言われていますが、Impact80の場合は、音もやや乾いた締まりのある鳴り方が特徴的です。
プレート素材は打鍵感に直結するため、この違いは意外と大きいと同時に、スイッチとの相性も左右することから、具体的な打鍵感は各スイッチの説明の後にします。
キースイッチ
Impact 80シリーズでは、モデルごとに異なるキースイッチが搭載されていて、StandardはPolar、ProはCheese、UltraはFrost Blueという構成になっています。
今回のレビューでは、Standardモデルの実機がないので、Polarスイッチについては実際のところが分からないため省略します。
ただ、ProはとUltraを実際に使ってみたところ、特性がはっきりと異なっているため、モデルを選ぶ上での大きな判断ポイントになると思います。
搭載スイッチのスペック比較
| スイッチ | Polar | Cheese | Frost Blue |
|---|---|---|---|
| モデル | Standard | Pro | Ultra |
| メーカー | BSUN | オリジナル | Kailh |
| タイプ | リニア | リニア | リニア |
| トップハウジング | PC | PC | PC |
| ボトムハウジング | Nylon | 強化ナイロン | PA66 |
| ステム素材 | POM | POM | POM |
| スプリング | 21mm | 21mm | 20mm |
| 押下圧 | 40gf(±5g) | 45gf(±5g) | 45gf(±8g) |
| プリトラベル | 2.0mm(±0.4mm) | 2.0mm(±0.4mm) | 2.0mm(±0.4mm) |
| 総トラベル | 3.6mm(±0.4mm) | 3.5mm(±0.4mm) | 3.6mm(±0.4mm) |
| 耐久性 | 5,000万回 | 6,000万回 | 7,000万回 |
Polarスイッチ(Standardモデル)
実機がないため詳細はわかりません。BSUN製のリニアスイッチで、押下圧は3つの中で一番軽い40gf。
Epomaker Zebraと同じ押下圧で素材構成も一緒だなと思い、スペックを比較してみたらプリトラベル以外ほぼ同じでした。
(※Zebraの総トラベルは公式サイトに3.8mmと表記されていますが、スイッチ単品購入した時の外箱に3.6mmと表記されていて、実際に計測したところ3.6mmでした)
だからと言って、PolarとZebraの打鍵感が似ているかどうかは不明なので、参考までにということで。
Cheeseスイッチ(Proモデル)
実機で確認した限り無印のため、Impact 80シリーズ独自のオリジナルスイッチと考えられます。
押下圧は45gで、標準的なリニアらしい直線的な押し心地。若干クリーミーさがあり重く感じるというか、しっかりした底打ち感があるため、軽すぎるスイッチが苦手な人にフィットしそうです。
Frost Blueスイッチ(Ultraモデル)
Kailh製のリニアスイッチで、押下圧はCheeseと同じく45gながら、スプリングがやや短めで軽快かつスムーズ。
実際にタイピングしてみると、Cheeseよりも軽くて静音性が高いように感じました。
全体的にクセがなく、指先に余計な引っかかりが一切ない、まさにKailhらしい “上質なリニア” といった印象です。
UltraモデルのFR4プレートとも相性が良く、打鍵の戻りも素直でリズミカルなタイピングに向いています。
ちなみに、こちらのスイッチのみライトディフューザーが付いています。
打鍵感と打鍵音
Impact 80を実際に使ってみてまず感じたのは、この価格帯とは思えないレベルの打鍵感・打鍵音です。
内部構造の工夫に加え、打鍵時の音や振動の収まりが非常に良く、「カスタムキーボードに近い完成度」があると感じました。
これまでに紹介したとおり、Impact 80には以下のような構成要素があります。
- 実質5層の静音フォーム
- 特殊形状のガスケットによるマウント構造
- モデルごとのプレート素材(PCまたはFR4)
- スムーズなリニアスイッチ
- 厚みのあるPBTキーキャップ
これらが組み合わさることで、底打ち時の衝撃が丸く、音もこもらずに軽やか。いわゆる「コトコト系」の打鍵音が楽しめます。
特に打鍵の「戻り」がスムーズかつ軽快で、タイピング時のリズムが崩れず、非常に気持ちよく打ち続けられました。
また、モデルごとにプレートとスイッチの組み合わせが異なるので、それを踏まえた打鍵感・打鍵音の特徴をまとめました。
Pro(PCプレート + Cheeseスイッチ)
PCプレートのしなりは弱めで、どちらかというと安定性重視の打鍵感が特徴。
Cheeseスイッチによるクリーミーさが少しあるため、Frost Blueよりも若干重く感じるところがあります。
ABS製メカニカルとして、音のトーンやボリュームは高すぎず低すぎず標準的だと感じました。
Cheeseスイッチとの組み合わせにより、まさに「コトコト、コツコツ」といった詰まった打鍵音が短くまとまり、残響もほとんどありません。一音ずつが心地よく整っている感覚があります。
Ultra(FR4プレート + Frost Blueスイッチ)
フォーム構成やガスケット構造がしっかりしているため、FR4プレートとFrost Blueを組み合わせることで、レスポンスの良い軽快な打鍵感となっています。
軽めに「コツコツ」とやや乾いた響きが返ってくるような感覚があり、リズミカルにタイピングしたくなるような感触です。
FR4プレートの場合、硬質で音の反射が強めというイメージがあるかもしれませんが、このUltraモデルの方がボリュームが抑えられていて、聞き疲れしないサウンドに仕上がっています。
この価格帯では異例のクオリティ
全体として標準的と言うと、それこそ安っぽく聞こえてしまいますが、絶妙な中間地点、スタンダードを狙ったようなチューニング。
Impact 80の打鍵音は、響きすぎず、こもりすぎず、安価なABSケースにありがちな安っぽさは感じられず、一打ごとにしっかりと質感がある音が鳴ってくれます。
ABSケースのキーボードとしては、おそらく過去最高レベルの打鍵音・打鍵感だと感じました。
スタビライザーのルブ具合も丁度良く、EnterやSpaceなどの大きいキーでも耳障りなノイズやバネ鳴りがほぼないのも好印象でした。
ProとUltraのスペック・素材構成を見ると、Proの方が打鍵感・打鍵音ともに安定していると予想すると思います。そのため、ベタにProの方を選択すると思います。
しかし、実際に使ってみると、Ultraの方が軽快なタイピング感覚と抑えられた打鍵音という点で、個人的にはUltraの方がオススメです。
パフォーマンスと機能性
Impact 80は、使い勝手や拡張性といった実用面でも非常に完成度が高いキーボードです。
「廉価モデルではなく、ちゃんと作り込まれたハイエンド設計」であることが実感できます。
3モード接続&超低遅延

Impact 80は、3モード接続(USB-C有線、Bluetooth 5.0、2.4GHzワイヤレス接続)に対応しています。
日本国内でも安心して使えるようにワイヤレス通信の技適認証取得済みである点も嬉しいポイントです。
ワイヤレス復帰後の入力も問題なく、3分ほど放置しているとライトが消灯しスリープ状態に入ります。その状態でタイピングを始めて、1文字目から入力されていました。(ディープスリープについては何分なのか不明ですが、30分以上放置した後でも1文字目から入力できました)
ただ、VIA対応の場合は、スリープ時間の調整ができないので、そこは不便な点です。
また、MCU(144MHz)と高速ワイヤレスSoC(72MHz)を搭載していて、レイテンシーは有線接続時でわずか2.71ms、2.4Gで4.98msという超低遅延を実現しています。
もちろん磁気式スイッチのゲーミングキーボードと比較すると数値的には雲泥の差がありますが、通常使用や一般的なゲームをする程度であれば全く問題ありません。
バッテリー持続時間

- Standard/Proモデル… 4000mAh(ライト消灯時:約45日間、ライト点灯時:約3日間)
- Ultraモデル… 8000mAh(ライト消灯時:約90日間、ライト点灯時:約7日間)
と、大容量バッテリーが搭載されており、ライトをオフにした状態であれば最長約90日使用可能というロングバッテリー仕様になっています。
特にワイヤレス前提で使用したい人にとっては、普段は“充電を気にしなくていい”というのも日常使用では大きなメリットとなります。
若干使っていて懸念するところは、シャインスルーキーキャップのUltraモデルは、バックライトを点けていないと視認性が悪いため、大容量バッテリーの恩恵を受けにくいです。
VIA対応で柔軟なキーマッピングが可能
Impact80は、VIAに対応しているので、キーマップの自由なカスタマイズやライティング設定をWebブラウザ上で行うことができます。
しかも、当ブログで毎度のように確認している、Mod-Tapによる日本語入力切替については、有線接続時だけでなくワイヤレス接続時の動作も確認できました。
日常的にUSキーボードを使って作業をする人ほど、このVIA対応の恩恵は大きく感じるはずです。
この価格帯のキーボードで、しっかりとVIAに対応しているモデルは、非常に珍しいため、これだけでも購入する価値があります。
VIAを使用するためには、キーボードを認識するためのJSONファイルが必要になります。日本語マニュアルにはriccks.comからダウンロードすると記載されていますが、SMACKAPE公式サイトの商品ページ からもダウンロードできるようになっています。ファームウェアアップデートもダウンロード可能です。
両方試してみた結果、riccks.comの方からダウンロードしたものだと、バグが起きているように思います。SMACKAPE公式サイトからダウンロードしたJSONファイルとファームウェアだと問題なく正常動作しているようでした。
- JSONファイルをダウンロード(https://smackape.com/products/impact-80)
- キーボードを有線モードでPCに接続
- VIA app(https://usevia.app/)にアクセス
- Settingタブ ⇒ Show Design tab
- Designタブ ⇒ JSONファイルをロード
- 最初のConfigureタブ ⇒ 「Authorize device」でキーボードを接続
そして、VIAのメリットとしては、このJSONファイルを読み込みさせているブラウザであれば、いつでもどこでもカスタマイズ可能という点と、カスタマイズした内容は、設定保存しなくてもリアルタイム反映され、PCを変えてもカスタマイズしたキーマップのまま使えるようになるという点です。
念のため設定内容のバックアップはとっておいた方が良いです。
Mod-Tapを使った日本語入力切替の方法については、別途記事にしているので、こちらの関連記事からご覧ください。

Windowsの方は、左ALTキー「MT(MOD_LALT,KC_HANJ)」、右Altキー「MT(MOD_RALT,KC_HAEN)」
Macの方は、左ALTキー「MT(MOD_LGUI,KC_HANJ)」、右Altキー「MT(MOD_RGUI,KC_HAEN)」
AULA F75 / F65との比較・メリット
Impact80は、7900円~11900円という価格帯ながら、上位モデルに迫る構造・機能を持つメカニカルキーボードです。
特にVIA対応や静音構造、打鍵感の完成度などは、これまで1万円前後で手に入るものとしてはかなり珍しい部類だと感じました。
同じABS筐体のキーボードの中で、同価格帯として候補によく名前が挙がるのは、以下の3機種あたりでしょう。
- AULA F75(13991円 ⇒ 20%offで 11193円)
- AULA F65 V2(10020円 ⇒ 20%offで 8517円)
- Yunzii B75(10925円 ⇒ 15%offで 9286円)
※いずれも記事執筆時点での参考価格です
当ブログでもかなり推しているAULA F75 / F65 V2との比較は、正直なんとも心苦しいところ…。
ちなみに、AURA Fシリーズには「Max」や「Pro」といった上位モデルもありますが、今回は通常モデルを比較対象にしています。
| 機種 | Impact 80 | AULA F75 | AULA F65 V2 |
|---|---|---|---|
| レイアウト | 80%, 87キー | 75%, 80キー / 1ノブ | 65%, 67キー |
| 接続方式 | 3モード | 3モード | 3モード |
| ドライバー | VIA対応 Mod-Tap可 | AULA Driver ※Windows版のみ | AULA Driver ※Windows版のみ ※ファームウェアアップデートで VIA対応、Mod-Tap不可 |
| プレート素材 | PC / FR4 フレックスカット | PC フレックスカット | PC フレックスカット |
| 静音構造 | ガスケット 4層フォーム+PC導光プレートで 実質5層 | ガスケット 5層フォーム | ガスケット 5層フォーム |
| キーキャップ | Cherryプロファイル ダブルショットPBT | Cherryプロファイル ダブルショットPBT | Cherryプロファイル ダブルショットPBT |
| キースイッチ | BSUN Polar Original Cheese Kailh Frost Blue | Leobog Reaper Leobog Greywood Leobog Ice Vein TTC Crescent | Leobog Reaper Leobog Greywood |
| ライティング | ARGB バックライト、サイド、ロゴ | RGB バックライト | RGB バックライト、サイド |
| バッテリー容量 | 4000mAh / 8,000mAh | 4000mAh | 4000mAh |
| 技適認証 | 取得済み | 取得済み ※Epomakerから発売しているモデルは技適認証取得されています。 | 取得済み ※Epomakerから発売しているモデルは技適認証取得されています。 |
| 実売価格 | 7,900〜11,900円 | 11,193円 | 8,517円 |
比較ポイントとしては目立つのは、やはりドライバーソフトウェアとキースイッチ、プレート含む内部構造。
打鍵感・スイッチの違い
明確な違いとして、AULA Fシリーズの方は、 程よい“たわみ” が効いていて、柔軟性のある打鍵感が印象的。 対してImpact80は、柔らかさよりも安定性重視。特にUltraモデルではFR4プレートによる反発感と一貫した音の鳴りが特徴です。
スイッチの印象は、それぞれに良さがあるため甲乙つけがたく、
- 全体的な完成度で言えば、Impact80 Ultra(Kailh Frost Blue)が頭一つ出てる
- AULA Fシリーズ Leobog Ice VeinとGraywoodも音と打鍵感のバランスが良く、個人的にかなり好み
スイッチについては、完全に「好み」で選んで良いレベルだと思います。
決定的な違いは「VIA対応」
やはり最大の分かれ道は、VIA対応かどうかです。Impact 80はしっかりMod-Tapにも対応しており、日本語IME切替の最適化や、独自レイヤー構成が組めるのは大きなメリット。
AULA F65 V2(Alt/Fn)モデルも、完全ではないもののVIA対応しているため、今後の進化に期待したいところです。
TKLサイズがネックになる人も?
最後に、これは元も子もない話かもしれませんが、80% TKLレイアウト(87キー)の幅広サイズが合わない人は、そもそもImpact 80が選択肢に入らないかもしれません。
そういう方にとっては、よりコンパクトなF65 V2や75%レイアウトの他モデルが自然な選択になります。
…でも、Impact80の75%や65%サイズが出たらどうなるのか。
想像するだけでちょっと怖いですね。
まとめ
Impact 80は、1万円前後という価格帯でここまで完成度が高いのかと、正直驚かされたキーボードです。
打鍵感・打鍵音の気持ちよさ、筐体内部の丁寧な静音処理、ガスケットマウント、モデルごとに個性のあるスイッチ、そしてVIA対応や3モード接続など、もう完全にハイエンド“全部入り”モデルです。
単に「機能が多い」だけではなく、それぞれがちゃんと噛み合っていて、実際に“使いやすい”キーボードとして仕上がっているのが本当にすごい。
アルミニウム筐体のRainy75やCrush80でも驚かされましたが、Impact 80はABS筐体として本当にインパクトが強い存在です。
- 打鍵感・打鍵音にこだわりたいけど、いきなり2万円台のキーボードは手が出しづらい
- なるべく安く、でも中身は「ちゃんとしてるキーボード」が欲しい
- VIAでキーリマップしたり、Mod-Tapを活用したい
初めてのメカニカルとしても、2台目としても、自信を持っておすすめできるモデルです。
しかも、日本語JIS配列モデルの発売も予定されているので、今後さらに多くのユーザーにとって選びやすい選択肢になるはず。
Impact80が気になっている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
使い始めた瞬間、「あ、これマジで当たりだ」と思える打鍵感が待っています。
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