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    「キーケット 2026」イベント取材レポート|アツすぎる!自作キーボードの熱量を体感

    2026 4/14
    ガジェット イベントレポート
    ピックアップ
    2026年4月14日2026年4月15日

    2026年3月28日にキーケット2026が東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催されました。
    キーボード マーケット トーキョー(キーケット)は、自作キーボード等の即売会で、今年で3回目の開催となりました。
    今回はLofree Meetup 2.0と同日ということで、急遽参加できることになり取材してきました。

    71サークル・18企業が出店し、会場の浜松町館4Fの広いフロアは埋め尽くされていました。
    私は11時くらいに会場に到着しましたが、来場者は外まで長蛇の列をつくっていて、イベントの人気度・認知度の高さがうかがえます。
    そして、3月末にしては東京が熱すぎるのか、会場内の熱量に圧倒されてしまいました。

    前もってお伝えしますが、全てのブースを回りきることはできませんでした。
    事前にWebカタログに目を通して気になったところを中心に回り、その中でも気になったブースをピックアップした内容となっています。

    キーケット2026 公式サイト
    キーケット2027 公式サイト
    目次

    サークル出展ブース

    Seaside Works

    SeaGlass:人差し指トラボ&マウスクリックボタン付き、 17mm狭ピッチ 40%無線分割キーボード

    正方形のコンパクトサイズに必要なものを詰め込んだ1台。
    人差し指ってところがこだわりを感じます。隣接したクリックボタンでマウスのような操作感で使えます。
    左手側には二連水平ロータリーエンコーダも搭載され、スクロール操作など扱いやすいようです。
    色使いが可愛らしくデザインセンスも抜群ですね。

    SeaSideX:Keyball39、44を簡単に無線化できるキット

    分割キーボードに興味を持った方であれば誰もが知るKeyball。そして誰もが無線化したいと思ったはず。
    現在のところキーキャップ単品販売はしていないようです。ぜひ販売して欲しいです。

    Power Enter Keyboard

    PEKS48, PESK48-mini & AIDABALL:無線分割キーボードとトラックボールマウス

    可愛らしい配色、ミニマルデザインが素敵過ぎます。
    1枚目の写真のようにセットで使うと、配置も好きなように組み合わせられて便利だし、なによりオシャレ。

    MeKabu

    MeKaBu:46キーオーソリニアChoc V2対応無線分割キーボード

    様々なモジュールによって自分好みにカスタムできる拡張性の高い分割キーボードです。
    また、MaRiMoという3つのモジュールを取り付けできるという便利アイテム。他にもSparAkashaや参考展示のキーボードも。

    栗屋

    mimi40:パームレスト一体型 左右分割キーボード

    ブラックアルマイトのアルミボディとウォルナットのパームレストの組み合わせにより高級感が漂っています。
    お値段するだけあって、栗屋さんの作るキーボードは非常に堅牢で安心感があります。中央にNape Proを置いて使いたい。

    新作のDeco40、Yak40

    HHKB配列のようなオーソリニアとAlice配列。mimi40がカラムスタッガードなので、これで3タイプ揃いました。
    クオリティが高すぎて自作系というより、もう職人という雰囲気が。

    島根大学ものづくり部Pim

    無限打鍵山脈:立体構造の分割キーボード

    親指部分にはポインティングスティックも搭載されているので、手をずらすことなく定位置に保つことができます。
    ロボコンとかに出てきそうなメカメカしさですが、究極のエルゴノミクスデザインでは?

    ErgoGridGo2:持ち歩けるサイズに詰め込んだ快適性とキー数

    学生が持ち歩くキーボードというコンセプトのようです。
    普段テンキーを使う場合は、分割キーボードの間に置くと使いやすいので、中央12キー配置も納得です。

    umeco

    きぼん

    こちらはキーボードではなく、HHKB Studioを固定して腰からぶら下げる前掛けスタイルの「キーボードのお盆」。
    以前SNSで見かけてから興味があったので実際に体験してみました。
    立ちながらだけでなく、椅子に座ったり、あぐらの状態でもしっかり固定できるので、フリースタイルで使いたいという方にピッタリ。
    木工が気になり話を聞いてみると、細々とした仕掛けがあり興味深かったです。

    ギャラリー

    cormoran
    DYA Dash
    cormoran
    DYA Dash V3
    cormoran
    DYA2
    全日本小型キーボード連盟
    キーボード造形工藝研究会
    Gravity45 d./// original case kit
    1U猫キー屋
    neige
    1U猫キー屋
    Henge40
    1U猫キー屋
    YM60JIS
    電子的文具工房
    Childhood’s End
    電子的文具工房
    Childhood’s End
    せんみん
    木製キーキャップ
    寺見屋ラボ
    Rafina65
    寺見屋ラボ
    Fatale65
    Techmech keys
    OLSK60 v2
    いっひー&ウルズニャー
    otomoshimas、kazu-laser
    m.kiとnakanoによる共同サークル
    cool642tb_r3
    m.kiとnakanoによる共同サークル
    cool642tb-mini
    5z6p Instruments
    knot-c
    5z6p Instruments
    jurokuhachi
    PC内蔵折りたたみキーボードの会

    それぞれの「●●だったらいいのになあ」という、要は自分が欲しいと思うデバイスを自作して、それを広めている。
    キーボードマーケット トーキョーは、そんな空間でした。シンプルなことだけど、それができるって幸せですよね。
    私自身が求めている配列を実現しているキーボードが2機種ほどあり、さらにプラスアルファの機能がついていたりと感服でした。

    そしてキーケット2026、やはり分割キーボードが多かったですね。
    有名どころは列をなしていましたし、人気のあるブースでは売り切れ続出しているようでした。
    それ以外にも面白いキーボードやキーキャップ、マウスがたくさんあったので、もっと紹介できるように見識を深めていきたいです。

    自作キーボードというと、組み立てやはんだ付けが必要なものが多いようなイメージがあります。
    実際に会場を回っていると、そういった会話が聞こえてくるくらい、来場者の皆さんも気になっているところ。ですが、組み立て済みのものも沢山ありますし、選択できるように販売しているブースも多いようでした。

    「メーカー製ですか?」と聞きたくなるくらいクオリティの高いキーボードも多く、本気で買おうかどうか迷ってしまいました。
    自作キーボードは、どうしても価格的に高いという部分はありますが、自作ならではの魅力が詰まっているので、ぜひ手にとって体験してみてほしいです。

    企業出展ブース

    企業出展ブースの方は、ほとんど回ることができましたが、記事の都合上すべてを掲載することはできませんでした。
    サークル出展ブース同様にピックアップした形でまとめています。
    ※一部人気すぎてお目当てのものを取材できませんでした… Nape Proとか双掌とか。取材でなければ並ぶのにな…。

    DIGIART

    いつもお世話になっているDIGIARTさんでは、KeyTokやKeyreativeなどキーキャップをメインに、以前紹介したKeyTok NOVAマグネティックスイッチの販売をしていました。

    NuPhy Air75 V3にセットアップされている Beat Boy Berry Profile Dye-Sub PBTキーキャップ。
    タイピングしてみたらキーキャップ以上にキースイッチの方が気になり、可愛らしいキーキャッププラーで取り外してみると、NanoスイッチのBrown(タクタイル)でした。今まで使ったことがなかったので新鮮な感覚でした。バンプはそこまで強くないようですが、Red(リニア)よりも明確な打鍵ができます。

    こちらはNuPhy Air75 HE とカノープス シャインスルー nSA PCキーキャップの組み合わせ。
    会場ではAir75 V2と勘違いしてしまい「妙に打鍵感が良くて、こんなスイッチあったっけ?」と不思議に思っていました。
    後日調べたらGateron Magnetic Jade Proでした…。

    Lofree

    お隣のLofreeブースでは新製品のLipstickとテンキーが販売されていました。その上にあるEdgeは、驚愕の19,800円の大特価。
    Lofreeは女性向けのキレイなデザインのものが多く、テンキーやアトモスフィアランプが人気でした。
    そしていつものようにLofreeの目玉はスイッチのバラ売りです。
    Choc V2系スイッチとして人気があり、こういったイベント時には少し安くなっているため、スイッチ目当てに立ち寄る方が多いようでした。

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    LeleLab

    LeleLabさんは人気のあるキーキャップメーカーで、今回は新作の「Ocean Blue Low-sup」が展示されていました。
    ロープロファイルのキーキャップは初の試みで、人気の半透明キーキャップです。
    これも人気になるだろうなと思いますが、セットアップするキーボードによるかもしれませんね。
    (こちらのキーボードはniuniu 40%ロープロで、現在は販売されていません)

    こちらは「LeleLab×Cheese Snowspire Lake Keycap set」です。
    ネットで予約購入する予定だったので、会場で購入しちゃいました。しかも安くなっていた上に色々とノベルティまで頂いちゃいました。
    出来れば75%サイズのものに使いたい配色デザインです。どのキーボードに使おうか絶賛悩んでいます。

    VORTEX

    当ブログでもレビューしているVORTEXの新作「M50」。
    40%のCore Plusも素晴らしいキーボードでしたが、遂に分割キーボードをリリースするようです。
    しかもトラックボールとノブ付き、ZMK対応。
    まだ詳しい情報はわかりませんが、キースイッチが何やらGateron LP 3.0とKailh Choc V2に対応するらしく。どのようになるのか楽しみなところ。

    🌀Introducing Vortex M50 ⌨️— our first true wireless split keyboard, low profile, powered by ZMK
    
    
    🌟Experience ultimate flexibility, clean wireless setup, and a smooth typing feel designed for everyday use. ✅

    M50 will be coming to Tokyo Keyket 2026, March 26 (Saturday)😆 pic.twitter.com/XfL1j0UwVA

    — VORTEX KEYBOARD (@Vortexkeyboards) March 23, 2026

    こちらも新作の「Race 90」

    「Race, Race Plus」は写真が撮れていなかったので公式サイトから。
    Raceシリーズはアルミニウムボディで、Core Plusの進化版のようなデザイン。カッコイイですね。
    「75%」「75% + テンキー」「98%レイアウトのRace 90」というように、ユーザーの好みに合わせて選択可能なラインナップ。こちらもZMK対応です。
    公式サイトのティザーを見る限り、スイッチはGateron Low Profile 3.0対応のようです。
    この辺り含めてまだまだ詳しい情報はわからないので、ぜひレビューしてみたいです。

    Race 90 — a new option for fullsize keyboard users ⚡

    Wireless, low profile, CNC aluminum case and ZMK ⌨️

    Minimalist design, all the functions you need, nothing left out. 👀

    🔗 https://t.co/VbelSQTo5a#Race90 #MechanicalKeyboard #lowprofile #Wirelesskeyboard pic.twitter.com/AQ5eGMzHLG

    — VORTEX KEYBOARD (@Vortexkeyboards) March 25, 2026

    Introducing the next evolution — Race ⚡

    A low profile, wireless keyboard with CNC aluminum case, powered by ZMK ⌨️✨

    And that’s not all
    🌀Race → pure 75% layout⁰🌀Race Plus → 75% + separate numpad, with true wireless like M50 🔋

    🧬Same DNA. Next level performance. pic.twitter.com/MbslXsDr2q

    — VORTEX KEYBOARD (@Vortexkeyboards) March 24, 2026

    LEOPOLD

    LEOPOLDさんも新作を参考展示していました。
    「ARCHEMIE」というアルミニウムボディのフルサイズキーボード。QMK/VIA対応モデルです。
    試しにタイピングしてみたら、堅牢な打鍵感でかなり好み。今までのLEOPOLDからは予想外の打鍵感でした。
    アルミニウムといっても、実は色々とあるようで、その品質に非常にこだわっているということでした。

    ぜひ他のサイズ、特に65%を作ってほしいですね!

    Mistel

    新作のBarocco Mistel MD600 ALPHA PLUS。
    完全ワイヤレス対応して、スイッチオプションも刷新されました。
    スイッチはGateron G Pro 3.0 Brown、Outem Cream Yellow Pro(静音タクタイル)、KTT Hyacinth(リニア)、HMX Peach Pink(静音リニア)の4種類も用意されています。
    さらにVIAにも対応するということで、現行モデルで気になっていた部分がカバーされたモデルです。
    Alice配列とも若干異なる独特なレイアウトがいいですね。

    こちらも新作でBarocco Mistel MD770 PRO。US配列だけでなく日本語配列もあります。
    現行モデルとはレイアウトが少し異なり、ノブも付いています。こちらもVIA対応です。
    MD600 ALPHA PLUSと同じく、スイッチオプションが増えました。

    「Barocco Mistel AirOne Pro」を試してみたら打鍵感に感動しました。
    薄型キーボードで一般的なパンタグラフとは別物で、「Cheery MX ULP」ウルトラロープロファイルという名前のとおり、メカニカル感のある明確な打鍵感です。英語配列もVIA対応してほしいです。

    JezailFunder

    Cornic LPで一躍注目の的になったJezailFunderさん。
    キーケット開催時にKickstarterでクラファン開催中だった「Jiffy75」が展示されていました。専用の木製リストレストがが好みです。
    通常のロウスタッガード配列(数字キーあり)に使いやすい4連分割スペース。左側のファンクションキーにより変則的な75%レイアウト。
    75%というよりも65%レイアウトの欠点を克服した、変則的な70%レイアウトのように思います。
    Cornixとは打って変わって、一般ユーザーのための使いやすさを追求したモデル。JezailFunderさんのマーケティング能力の高さが伺えます。
    分割キーボードの入門機としてオススメされている感がありますが、これ使っちゃったらエンドゲームな気がしています。それほどまでに完成されているのではないでしょうか?

    でも使い込んでいくと、トラックボールを付けたいとか色々と欲が出てきて、きっと自作キーボードの沼にハマっていくはず…。

    ELECOM

    「bitra」で話題のELECOMさん。トラックボールマウスが勢揃いでした。そして、トラックボールプレゼントに長蛇の列ができていました。
    分割キーボードの人気とともに、トラックボールマウスの注目度も上がってきているように感じています。

    動画編集とかクリエイター系の作業でも重宝するシーンがあるので1つ新調したい!

    まとめ

    キーケット2026は、自作キーボードの熱量の高さを改めて実感できるイベントでした。
    サークルブースと企業ブースではそれぞれ異なる魅力があり、全体としてバランスの良い構成だったのではないでしょうか。
    合計来場者数は公表されていませんが、事前の見込み来場者数が約2000名とされていたことを踏まえると、当日券含めて2000人超の来場があったことになります。
    それだけ自作キーボードへの注目度が着実に高まっているということですね。

    また、この1年ほどで分割キーボードは質・量ともに大きく進化していて、その広がりを強く感じました。
    中でも印象的だったのは、モジュールによる拡張機能です。
    用途や好みに応じて構成を変えられる柔軟なカスタマイズ性は、日本人らしくもあり、今後の方向性を示しているのではと感じました。
    今後さらに規模が広がっていく中で、どのような進化を見せていくのか、引き続き注目していきたいところです。

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