2025年9月23日に東京・秋葉原のUDX アキバ・スクエアにて「TOKYO KEYBOARD EXPO (#tkx25)」が開催されました。
主催は「遊舎工房」と「zFrontier」。 zFrontierが開催しているZFX Meetupの日本版として、東京に初上陸。アジアを中心に50以上のキーボードブランドが集結した、日本最大級のキーボード展示・販売イベントとなりました。
6月に開催発表されてからSNSを中心に注目度が高く、チケットが完売((聞いた話では2000枚完売)になるほどでした。そのため、イベント当日は大行列で、会場も満員御礼・大盛況に終わりました。あまりにも人がごった返していて、じっくり見る余裕もありませんでしたが、Daihukuさんを始めとするインフルエンサーさんはやはり強いですね。完全にランガン状態で駆け回っていました。

そして私はと言うと、キーボードに夢中になりすぎて、会場内の様子を撮り忘れてしまいました…。遊舎工房さんとEpomakerさんのポストで混み具合がわかるかなと思います。そして早速Daihukuさんとtenpapaさんが動画を公開していたので、そちらもぜひご覧ください。
気になったキーボードたち
私の方はというと、時間が足りなくて全然回りきれませんでした。自作系のブースも楽しみにしていたけど、一つひとつのブースに時間をかけすぎました。
HHKBとAwekeysブースで終了時刻の5分前という事態に…。まだまだ自分には早いってことだなと言い聞かせてみた。
でも、Epomakerの担当の方が急遽参加しているということで挨拶できたし、通訳してくれた方も親切で助かりました。DIGIARTさんとも色々と面白い話を聞けたし、他にもやKIBUさん、AULAさんはじめ様々な方と話せて嬉しかったです。時間の都合で挨拶できなかったメーカーさんも何社かあったので、またの機会によろしくお願いします。
それでは気になったキーボードをいくつか紹介します。見て回ったキーボードをすべて紹介することはできないので、そこはご了承ください。
IQUNIX

zFrontierで受付してすぐにIQUNIXブースがありました。IQUNIX Magi65/75/96が展示してあり、打鍵感がずっと気になっていたアルミニウム製ロープロファイルキーボード。クリーミー系ではなく結構ハッキリした打鍵感で意外と万人向けな感じで驚きました。正直めちゃくちゃ好みのタイピング感覚です。今更ながら65が欲しいです。
Jezail funder

Jezail funderのCornixとTWO 40のクオリティの高さに驚きました。
アルミニウムケースがずっしりとしていて安定感があります。Kailh choc V2 spring miniも最高でした。
Cornixは遊舎工房でグループバイをしていたキーボードで、現在は購入できませんが今後一般販売もするということでした。

Cornixは試打できるようになっていたので実際にタイピングしてみました。慣れないカラムスタッガード配列なので、初めのうちは難しいなと思ったけどホームポジションの感覚を掴めばタイピングしやすそうでした。ちなみに手前のシールをよく見ると、きちんと技適も取得されているようでした。
Epomaker

EpomakerはKiiboomは同じブースで展示していました。ほとんどがEpomakerのラインナップで圧巻の商品数です。上の写真は奥、RTのところで見切れていて、最後にGalaxy100 Liteの列があるのかな。
手前に見えているのがLuma84のサイズ違いでLuma68とLuma100。スイッチは84と同じくGateron ロープロファイル2.0スイッチ(KS-33)で、タイピングした感じケース内部も全て同じ構成のようです。でも68が使いやすいサイズなので、価格次第ではガッツリ持ち歩き用で使いたい場合なんかアリですね。
Epomaker Magcore 87も初めて触ってみました。Kailh製の誘導スイッチとFR4プレートのガスケットマウントという組み合わせで、思った以上に自然なタイピング感覚でした。当ブログではあまり注目していなかったモデルですが、かなり良いです。もっと注目されてもいいキーボードだと思います。
ちなみに、Magcore65 Lite(Custom Epomaker Core Inductive Switch)もリリースされるので、どんな感じになるのか楽しみです。
記事書きながら気づいたけど、下の写真にMagcore65 Liteが見えていました。マジか。触ってくればよかった…。
あと、Epomakerの新スイッチ(Cream Marble、Aqua、Roseveil Silent)も試してみたけど、どれもクオリティ高いです。



こちらは日本語JIS配列モデルです。まだ機種名は分かりませんが、上の写真のホワイト/ブルーの機種はフルサイズと80%TKLのバリエーションがあるようです。左下が80%TKL(廉価モデルっぽい)と75%(アルミニウム製)の合計4機種の日本語JIS配列モデルを予定しているとのこと。本当に日本語配列が増えてきましたね。
他にもたくさんありましたが、記事が長くなりすぎるのでスライドでご了承ください。
1~3枚目は噂の40%オーソリニア Luma40です。LumaシリーズとしてはスイッチもKailhになっているし、これだけが異質な感じです。もう既に技適もとれているようなので、レビューしたいけどオーソリニア使えるか心配…。
他、RTシリーズ各モデルはEpomakerらしいレトロ感のある多機能系キーボード。テンキーが左側についてるのが面白いです。RTシリーズは打鍵感が良いので、デザインが好きなら買いです。
最後はGalaxy100Liteです。何がLiteなのか分からないくらいのクオリティでした。PCBは同じということだったので期待できそうです。
あと、TH87も予定されているらしく、YouTubeチャンネルに投稿 されていました。なんとなくG84っぽいフォルムに見えたので路線変更したっぽいですね。
Gravity45

DIGIART(NuPhy)のブースに展示してあったGravity45。
めちゃくちゃカッコイイですね。NuPhyとLofreeが横並びにあり、かなり混雑していましたが、Gravity45(アルミニウムエディション、HP・LP)も凄まじい注目度でした。
DIGIART・Lofree

DIGIARTとLofreeは言わずもがな。人気ありますね。しかもこのテーブルの並びがWooting・LeleLabと続いているので、本当に混雑していました。
NuPhyとLofreeの中では、特にLofree Flow Lite JISとFlow2を触りに来ている方が多かったですね。LofreeとNuPhyどちらもJISモデルが好評のようです。
あと、恒例のスイッチ バラ売りが人気で、結構買いにきている方がいました。私もVoidを追加で購入しとけばよかった。
と言うか、DIGIARTさんと話し込んでいたら写真撮り忘れるという事態に…。代わりにKeyTokのブースに展示してあった写真を掲載しておきます。KeyTokさんごめんなさい。
Jio. & Associates
Jio. & Associatesは初めて見るキーボードブランドでしたが、今回一番「きてる」と感じました。
LofreeとLeleLabに挟まれているにも関わらず、デザイン性の高さに驚いて立ち止まる方もいれば、横目に驚いている方も。私も一目惚れしちゃいました。本当にカッコイイ。
40%コンパクトサイズでも、ShiftやEnterなどはベーシックなキーサイズになっているため、キー配列はHHKBライクで最小限まで削ぎ落しつつも、違和感のない仕上がり。WEEK-SERIES-NO.1_M9NはアルミケースにPC/ステンレス/銅のウェイトで1kg、KIN-SERIES-NO.1_DOVEの方はアルミケースにPC/ステンレス/真鍮を使っていて1.5kgという重さ。この小さい筐体からは想像できない重さでした。
このキーボードは一人で設計したとのこと。
まだ大学を卒業したばかりということでしたが、全てにおいてこだわりが強く、素晴らしいデザイナーですね。
今後は遊舎工房で販売を考えているということなので楽しみです。これは絶対に欲しい。
LeleLab



LeleLabは可愛い袋を配布していて凄まじい混み具合でした。Dragon ScalesリストレストやHokkaido White、Kamakura Aoiキーキャップを目当てに来ていたようです。私もその一人で、キーキャップを買っていこうと思っていたのですが、写真1枚目のキーボード Maxum65 に見入ってしまいました。美しすぎます。
ちなみに、Xの方でポストされていましたが、LeleLabの発音は「レレラボ」と読む方が多いと思いますが、上海方言で「ルルラボ」らしいです。でもどちらでも好きなようにということでした。
KIBU

KIBUのブースにはRainy75やCrush80をはじめ、レビューしたキーボードたちが並んでいました。
1枚目の写真は9月26日からMakuakeでプロジェクトスタートするWOBKEY ZEN65です。シルバーの方がUS配列モデルで、ブラックの方がJIS配列モデルです。スイッチはLiteバージョンにはHMX Violet、UltraにはKailh Lunaスイッチが採用されているので、打鍵感間違いなしです。
WOBKEY ZEN65のレビューは、スケジュールの都合で26日には間に合いませんが、モデルの違いも含め詳細レビューする予定です。

ZEN65 RTモデルも展示されていました。こちらはTTC KOM POMスイッチのようです。
AULA

AULAからは写真1枚目、人気のFシリーズ(F65 / F75 / F87 / F99)の日本語JIS配列をリリースするようです。打鍵感は今までのFシリーズそのものでした。こうやって並べてみるとJIS配列は80%TKLが一番しっくり収まっているように感じます。
キーキャップ配色がかなり奇抜でしたが、試作段階のようなので実際どんな感じになるのか楽しみなところです。個人的には今までのFシリーズ以上にシンプル路線で出してほしいです。

こちらは AULA AG60 。ウォームシルバーがカッコ良すぎ。ビルドクオリティが最高で、打鍵感を変えられるデュアルエンジン機構もめちゃくちゃ良かったです。
あのキーボードに似ているという話もありますが、価格を考えるとこのAG60は激ヤバクオリティです。買おうどうか本気で悩む。
Akko・MonsGeek

Akko 5075S HE JPも展示してあり、どんな感じかなと気になっていましたが、それ以上に上の写真のYear of the Snake – Armor が一際目立っていました。
左サイドキー付きのAlice配列で使いやすいし、ボールキャッチ構造なので簡単にケースを開けることが出来る仕様です。

一番気に入ったのは懐かしのスプリングマウント。SPR67では本当にバネを入れてマウントしていましたが、こちらは細長い筒のようなシリコンピラーでマウントされていました。SPR67が大好きだったので、個人的にかなり刺さりました。
Akkoの公式サイトで確認したら、今後ローンチ予定らしくカラバリは3色ありましたが……SPR67のようにシンプルなカラーリングのモデルが出たら欲しいですね。




Keeb-On!

Keeb‑On!ではやっぱり GoForty v2 が気になっていたので見にいったところ、どのキーボードもクオリティが高く、それぞれに良さ・特徴があり迷ってしまいました…。にわかファンなので、もっと調べてから行けばよかったなと後悔しました。

スプリットキーボードも種類が多く種類が多く魅力的でした。InSixtyと7sProMax、FOCUS60が良いですね。
DARK FORCE 暗力

DARK FORCE Fib (68) という初見のキーボードです。シルバー・ブラックとシルバー・ゴールドの2台だけ、ぽつんと展示していました。
大人な高級感が最高です。ミニマルデザイン+サイドの余白に2つのノブが配置されています。遊び心もあって魅力的でした。日本でも販売して欲しいです。
ちなみに、左の大きいノブはボリュームコントロールで、小さいノブが接続モード切替となっているようです。大きいノブの回し心地が滑らかでオーディオ機器についているアレの様でした。
Libertouch

Libertouch Engineering Sampleは、遊舎工房でグループバイを行っていたキーボードです。
分割スペースバーの両脇や方向キー、右サイドのナビゲーションキーに隙間を設けいていて、非常に使いやすそうと思って試し打ちしてみたら、優しい押し心地で初めての感覚でした。この小さくシンプルなキーボードに、設計者のこだわりが詰め込まれていて素晴らしい完成度です。
今回展示していたのはグループバイのモデルで、一般販売はまた少し変わるとのこと。お値段も素晴らしいんですが、それだけの価値があるキーボードです。
最後に

日本初開催の TKX 2025 は大盛況に終わりました。私自身こういったキーボードイベントに初参加ということで、歩き方もままならず、初めて水族館にきた子供のようでした…。
結局何を購入したかと言うと…アクセサリー類を少しと最後の最後にキーボードを1つだけ購入しちゃいました。本職の方で使いたいキーボードだったのでレビューするかは、じっくり使ってみて決めたいと思います。
WuqueStudio、OWLAB、QWERTYKEYS、moNa2、omni kbd、imDRESSion、conductorなどなど、本当はもっと見たかったし、しっかりと紹介したかったなと思います。今後このようなイベントがあれば、また参加したいと思います!












