Lofreeから登場した新作キーボード「Hyzen」を実機による先行レビューします。
Hyzenは、メカニカルと磁気スイッチを融合した「ハイブリッド構造」を採用した注目のモデル。
2026年4月23日22時よりKickstarterにてクラウドファンディングがスタートし、開始から約1日で既に3000人を超える支援(バッカー)を集めています。
最大の特徴は、Lofreeが「メカニカル磁気キーボード」と表現する新構造。
メカニカルスイッチの打鍵感と、磁気(ホールエフェクト)の入力制御を組み合わせた、世界初のハイブリッドスイッチ「Nexusスイッチ」を搭載しています。
従来のメカニカルキーボードとも、ゲーミング向けの磁気キーボードとも異なるポジションにあり、打鍵感とゲーミング性能の両立を目指した、新しい方向性を提示する1台です。
【PR】商品提供:Lofree Co
Special Thanks:Lofree Japan(三陽合同会社)
| メリット |
|---|
| メカニカル×磁気のハイブリッド構造「Nexusスイッチ」 0.01mm単位のアクチュエーション調整/ラピッドトリガー対応 デュアル8Kポーリングレートによる高い応答性 TGL / MT / DKS / RS / SOCD / HT 対応 滑らかで安定感のある打鍵感、落ち着いたトーンの打鍵音 アルミニウム筐体による完成されたミニマルデザイン マルチファンクション、デュアルノブ搭載で直感的な操作が可能 普段使いからゲーミングまで幅広く対応できる汎用性 Lofree Hubによるカスタマイズ性(現在開発中なので期待も込めて) 通常メカニカルスイッチ/対応磁気スイッチでの使用も可能 |
| デメリット |
|---|
| タイピングアングル(約12°)が強めで好みが分かれる ⇒ リストレスト併用でカバー 新スイッチ構造のため長期的な評価がまだ少ない |
Lofree HYZENは、メカニカルの心地よい打鍵感と磁気スイッチの高速入力を両立したハイブリッドキーボードです。
完成度の高いデザインと機能性を備え、普段使いからゲーミングまで幅広く対応できる1台に仕上がっています。
一方で、タイピングアングルは約12°と角度が強めで、人によっては好みが分かれるポイントです。
この点はリストレストを併用することで十分にカバーできる範囲に収まっています。
打鍵感そのものに大きなクセはなく、むしろメカニカルと磁気の特性をバランスよく融合されています。
そのため、「打鍵感」「入力性能」「デザイン性」の全てにおいて妥協したくないユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となるモデルです。




※画像はKickstarterより
Lofree HYZEN Triモードモデル 仕様一覧
基本仕様
| 製品名 | Lofree Hyzen Tri-Mode |
|---|---|
| レイアウト | US ANSI(67キー) |
| サイズ | 330.9 × 142.3 × 48.4 mm |
| 重量 | キーボード本体重量:約1860g 収納ケース等含めた全体重量:約3130g |
| カラー | スペースグレー、シルバー |
| タイピング角度 | 約12°(実測11.6°) |
構造・素材
| キーキャップ素材 | 半透明 PC |
|---|---|
| キーキャップ仕様 | 前面印刷 + マットUVコーティング |
| 構造 | PCBガスケットマウント + FR4プレート |
| 音響構成 | 多層フォーム&IXPE |
| 本体素材 | アルミニウム合金 |
スイッチ・入力性能
| スイッチタイプ | メカニカル磁気スイッチ(リニア) |
|---|---|
| スイッチ | Lofree × Kailh Nexusスイッチ |
| アクチュエーション調整 | 0.01mm単位 |
| ラピッドトリガー | 対応(0.01mm) |
| NKRO | 対応 |
| ポーリングレート | 最大8000Hz(有線 / 2.4GHz)、125Hz(BT) |
| 遅延 | 約0.36ms(有線) / 約0.65ms(Bluetooth/2.4GHz) |
接続・バッテリー
| 接続方式 | 有線(USB) / Bluetooth6.0 / 2.4GHz |
|---|---|
| 接続端子 | USB Type-C |
| 対応OS | Windows / Mac / iOS / Android |
| バッテリー容量 | 10000mAh, 3.7V |
| 使用時間 | 最大約12時間(最大負荷時) |
カスタマイズ・機能
| ホットスワップ | 対応 |
|---|---|
| マクロ機能 | 対応 |
| キーマップ変更 | 対応(Webベースのみ) マルチレイヤーキーマップ設定対応 ボリュームノブリマップ不可 |
| ファームウェア | Web経由アップデート対応 |
ライティング
| RGBカラー | 初期8色 + ソフトウェアで変更可能 |
|---|---|
| エフェクト | バックライト12種 / アンビエント6種 |
| レシーバー | 発光対応(4種エフェクト) |
Triモードモデルと有線モデルの違い
Hyzenでは有線モデルとTriモードモデルが用意されてます。
主な違いは接続方式と付属品です。
TriモードはBluetooth・2.4GHzに対応し、8K対応レシーバーやキーキャップなどが付属する一方、有線モデルはシンプルな構成になっています。

※重量については、収納バッグや同梱品を含めた全体重量
有線モデルはバッテリー非搭載のシンプルな構造のため、打鍵時の響きがよりクリアに感じられる可能性があり、個人的には気になる部分です。
有線モデルをプレッジすればよかったと後から後悔しています…
デザイン・外観


まずは正面から。
全体としては非常にミニマルで、無駄を削ぎ落としたクリーンなデザインに仕上がっています。
アルミニウム筐体の直線的なフォルムに対して、半透明のキーキャップが柔らかさを加えており、サイバー感が強すぎないイメージです。
また、フレームの厚みやエッジの処理も丁寧で、単なるシンプルに留まらない完成度の高いミニマルデザインです。
フレームは単一のアルミニウムブロックから削り出されており、太めのベゼルとソリッドな質感がたまりません。
見た瞬間に欲しくなるような存在感があります。


カラーはシルバーとスペースグレーの2色展開。
Kickstarterでは有線モデルとTriモードモデルが用意されており、組み合わせとしては計4パターンから選択可能です。
バックする時点でカラーと接続モデルを選択するようになっているため、最終的な選択に悩まされるポイントでもあります。
製品版に向けて細かなブラッシュアップも予定されていて、メーカー提供の画像を見ると、メーカー提供の画像ではキーキャップにMac用表記が追加されていたり、スペースバーのHYZENロゴが削除されている点も確認できます。


半透明のキーキャップは、バックライトとの組み合わせによって独特の存在感を放ちます。
南向きの光が柔らかく拡散され、フロントライトもアクセントとなることで、いわゆる光るキーボードというよりも上品な印象。


キーキャップ表面はマット寄りの質感で指触りが良く、ある程度のグリップもあるため実用性も兼ねています。
形状はCherryプロファイルですが、アルミニウムケースにやや埋まるような設計になっています。
特に下段はやや低く感じられる感覚があります。


背面には「HYZEN」ロゴが控えめに刻印されており、その下には“Shift tones, keep focus” というメッセージが添えられています。
こうしたディテールの作り込みも、上質なミニマルデザインに仕立てているように感じられます。


本体後方には、ボリューム調整ノブとモード切替スイッチを備えたデュアルコントロールを搭載。
ノブは適度なトルク感があり、カチカチとした明確な操作感。
スイッチ側も現在のモードを物理的に把握できるため、使い勝手の面でも安心感があります。


USB Type-Cポートは、デュアルコントロールの下に隠れるように配置されています。
余裕が少ないので、大きめのUSBコネクターは干渉する可能性があるので、気をつけておきたいポイントです。
また、技適マークもこのエリアに収められており、外観を損なわないよう配慮されている点が好印象。


全体のレイアウトは、US ANSI配列 67キー構成を採用したコンパクトな設計。
コンパクトな65%レイアウトは、必要最小限のキーに加えて、矢印キーや一部のナビゲーションキーも確保されており、実用性とのバランスが取られています。
デスクスペースを有効活用したいユーザーにも適したレイアウトです。
個人的にも65%レイアウトは最も使用頻度が高く、Hyzenがこの構成を採用していること自体嬉しいです。


左上部にはマルチファンクションキーの状態を表示するウィンドウが配置されています。
一見シンプルな黒いパネルですが、各種情報が表示される設計になっており、機能性とデザイン性を両立した要素となっています。
主張を抑えた配置ながら、視認性もしっかり確保されている点は実用面でも優秀です。
左側のマルチファンクション切替スイッチを上にすることで機能が有効化され、数字キー列をF1〜F12キーとして使用することが可能になります。
挙動が少し分かりにくいため、一覧として整理しておきました。
- マルチファンクションOFFの場合
通常時:数字キー
Fnキー:F1~F12キー
Fn + Shiftキー:メディアキー - マルチファンクションONの場合
通常時:F1~F12キー
Fnキー:メディアキー
Fn + Shiftキー:数字キー
一般的に65%キーボードは少し敷居が高いというか、Fキーが物理的に存在しない点で敬遠されることもあります。
Hyzenはミニマルデザインを重要視しつつ、このFキー問題を上手くクリアできるように工夫されていて、比較的扱いやすい設計になっていると感じました。


Hyzenの気になるポイントとして、タイピングアングルが強めという部分が挙げられます。
実際にケースの傾斜を計測したところ「約11.6°」あり、公式スペックでは「12°」となっています。
実際のタイピングでは、普段からハイプロファイルを使用している方であれば違和感は少ない印象です。
ですが、フラットに近いキーボードやロープロファイルに慣れている方は、リストレストを併用した方がより快適にタイピングできると感じました。
リストレストはKickstarterのアドオンとして用意されているため、気になる方はそこもチェックしてみることをオススメします。
内部構造・音響構成
キーボードの打鍵感や打鍵音は、キースイッチ・キーキャップだけでなく内部構造によっても大きく変わってきます。
そのため、どのような素材やレイヤー構成が採用されているかを確認することで、実際の打鍵感の傾向がわかってきます。
Hyzenはギミックが多いため分解は行っていません。
Kickstarterで公開されている内部構造の情報をもとに、その構成を見ていきます。


内部は複数のレイヤーで構成された多層フォーム構造となっています。
上の画像から確認できる主な構成は以下の通りです。
- FR4プレート
- サンドイッチフォーム
- IXPEボトムパッド
- PETボイスパッド
- PCB(FR4)
- シリコンポジショニングラバー(ガスケット)
- ボトムフォーム
- インシュレーションシート


5層の音響フォーム
打鍵時の振動を分散・吸収する構成で、不要な反響やノイズを抑えつつ、音のまとまりをコントロールする設計です。
FR4素材について
プレートとPCBにはFR4素材が採用されています。
FR4はガラス繊維を含んだ素材で、現在のメカニカルキーボードでは広く使われているスタンダードな素材。
適度なしなりと剛性のバランスがよく、ポリカーボネート(PC)とアルミの中間くらいの硬さと言われています。
Hyzenではどちらもフレックスカットなしなので、剛性・安定性を優先しています。
PCBガスケット構造
マウント方式はPCBガスケット構造を採用。
プレート側ではなくPCB側を支える構造で、シリコン製のポジショニングラバーが使用されていて、比較的しっかりとした硬さに感じられます。
FR4プレートの硬さもあり、グッと押し込んでも「ほんのわずかに沈む」くらいの感覚です。
というのも、あまり柔らかくしてしまうとゲーミングの入力精度を落としかねないということからでしょう。
フォームについては標準的な構成ですが、Lofreeは構造設計自体に強いこだわりがあります。
アルミニウムケースやプレート、ガスケット含め構造全体で調整されています。
Nexusスイッチ(メカニカル×磁気 ハイブリッド)
LofreeとKailhによる共同開発「Nexusスイッチ」は、メカニカルスイッチと磁気(ホールエフェクト)センサーを組み合わせたハイブリッド構造を採用しています。
メカニカルスイッチのような心地良い打鍵感を残しつつ、
磁気センサーによる高精度な入力検知・アクチュエーション制御を実現しているのが最大の特徴
| スイッチ名 | Lofree x Kailh Nexus メカニカル磁気スイッチ (Nexus Mechanical Magnetic Switch) |
|---|---|
| スイッチタイプ | リニア |
| 作動圧 | 40 ±10 gf |
| 総ストローク | 3.4 ±0.05 mm |
| アクチュエーション ポイント | カスタム調整対応 ※メカニカルモードの場合 プリトラベル:1.3 ±0.4 mm |
| 初期磁束密度 | 90 ±5 Gs |
| ボトム時磁束密度 | 480 ±20 Gs |
| 測定条件 | 1.6 mm PCB上で測定 |
| ステム素材 | POM |
| トップハウジング | PC |
| ボトムハウジング | ナイロン |
| スプリング | ステンレススチール |
| 接点素材 | 複合金メッキ |
| ライトパイプ | PC |
| 磁石 | NdFeB(ネオジム磁石 / Niコーティング) |
| 耐久性 | 8000万回 |
スペックを見ると、磁気スイッチとしては比較的オーソドックスな構成となっています。
磁束量も十分に確保されており、入力検知についてはレスポンス一辺倒というより、安定性を重視といった印象。
扱いやすさを重視した設計となっているため、普段使いからゲームまで幅広く対応しやすいバランスタイプです。
また、POMステムやPCハウジングといった素材構成からも、滑らかさをベースにしつつ、クリアな打鍵感の両立をする方向性です。
Kickstarterでは非掲載の初動やボトムフォースが確認できます!
今のところハイブリッドスイッチはリニアタイプのみですが、今後はタクタイルや静音スイッチも開発を検討しているということです。
ハイブリッドで静音というのは楽しみですね。
新しい構造なので写真を見ながら各部を紹介します。


見た目はメカニカルスイッチのように見えますが、底面を見ると中央のポール部分の突起がなく「4ピン仕様」に。


PCB側を確認すると、5ピン対応しているので、Gateron、Kailh など主要ブランドのメカニカルスイッチ(3ピン / 5ピン)が使用可能です。
※Webドライバーでメカニカルモードにする必要があります。
磁気スイッチについても、Webドライバー上で対応する磁気スイッチに交換して使用することが可能です。
※交換後はドライバーで再リキャリブレーションを行ってください


ボトムハウジングにはメカニカルスイッチでお馴染みの接点金具が搭載されています。
ステム自体はメカニカルに近い形状ですが、ポールは磁気スイッチ仕様で、底部に磁石が付いています。
両方の構造を上手いことフュージョンさせていて非常に面白いですね。
MeetUp2.0での先行体験レポート記事 で、スプリングが細いと指摘していました。
他のスイッチと比較してみたところ、Gateronなど一般的なものよりは一回り細い仕様です。ただ、一部の磁気スイッチは同等の細さのものも存在しました。




ステムガイドとボトムハウジングが噛み合う部分を中心にしっかりと潤滑されています。
初期状態でもスムーズな感覚です。


スイッチの噛み合わせについては流石のKailh。しっかりとしたタイトな仕上がり。
キーキャップをした状態で上から軽く押してグラつきをチェックしても、ブレも少なく安定しています。
また、スタビライザーもしっかりと潤滑されていました。プレートマウントですが、グラつきも少なく良好な調子です。
その他、スペースバー配下のPCBの隙間をPoronなどで埋めた方がいいかなと思い、余っているパーツがあったので埋めてみましたが、音響はあまり変わらず…。無くても大丈夫そうです。
Hyzen 打鍵感・打鍵音
打鍵音
まず打鍵音からですが、音からもスムーズな感覚が伝わるようなサウンドで、全体的に控えめで落ち着いた印象です。
FR4プレートとPCキーキャップの組み合わせながら、ガスケットマウント構造や多層フォームの影響もあり、トーンはやや低めでまとまりがあり、不要な反響を抑えた上質なサウンドに仕上がっています。
一方で、PCキーキャップ特有の影響なのか、わずかに空洞感のような籠った感じがあります。ですが、気になるというよりは「柔らかさを含んだコトコトとした雰囲気」で、これがHyzenのキャラクターだと感じました。
打鍵感
打鍵感については、軽くて滑らかなメカニカルスイッチに近いフィーリング。
ストロークはリニアスイッチらしい素直な感覚をベースに、底打ちはハッキリしていてレスポンスも良好です。
物理接点の存在感は強すぎず、全体としてスムーズに押し込める感覚があり、底打ち後には適度なリバウンドがあるため、軽快なタイピングが可能です。
ストロークは3.4mmとしっかり確保されているため、浅すぎる入力にならず、タイピング時の安心感もあります。
磁気スイッチモードでは、アクチュエーションポイントを細かく調整できるため、ゲーム用途では浅めに設定して高速入力を重視することも可能です。
まとめ
総合的に見ると、打鍵感・打鍵音ともに非常に洗練された仕上がりで、メカニカルユーザーの視点では完成度の高いリニアスイッチという印象を受けました。
- メカニカルの打鍵感(滑らかさや心地良さ)
- 磁気スイッチの反応速度・応答性、アクチュエーション調整
この2つが共存していて「まさにハイブリッド」と呼ぶにふさわしいスイッチです。
メカニカルユーザーでも違和感なく扱えるバランスの良さがありつつ、打鍵体験そのものを再設計しているような完成度の高さが感じられました。
逆にゲーミングユーザーからすると、磁気スイッチ特有の完全にリニアな感覚とは一味異なるため、気になっている方もいると思います。
ただ、Hyzenのゲーミング性能を見る限り、一般的なゲーム用途であれば大きな違和感はなく問題ありません。
一方で、競技レベルの精度や再現性を重視するユーザーにとっては、好みが分かれる可能性があります。
Webドライバー(Lofree Hub)
HyzenはWebベースのドライバーに対応しており、専用ソフトのインストール不要で各種設定を行うことが可能です。
実際の操作画面はシンプルにまとまっており、基本的な設定は直感的に行える印象です。
アクチュエーション調整やラピッドトリガーといった、磁気スイッチならではの設定も視覚的に分かりやすく、細かい調整もスムーズに行えます。
キーマップ


Lofree Hubに接続すると、まずはこのようなキーマップ画面が表示されます。
キーボード右側に通常レイヤーのほか「Win/Mac用のFnレイヤー」と「Fn+Shiftレイヤー」が用意されています。
通常レイヤーのWin/Mac切替はショートカット[ Fn+N/M ]を使用します


Hyzenで少し気をつけておきたいのが、「設定#1~#7までのレイヤー」と「メカニカルスイッチモードと磁気スイッチモード」です。
キーマップなど各種設定がレイヤー毎に保存されます。
そして、メカニカルスイッチモードと磁気スイッチモードは「レイヤー毎」に保存されます。


各レイヤーのカラーはキーボード本体のFnキー隣のインジケーターLEDの色と連動しています。
レイヤー切替はLofree Hubからだけでなく、ショートカットでも変更可能です。
- レイヤー切替(昇順):[Fn + Enter]
- レイヤー切替(降順):[Fn + Shift + Enter]
- レイヤー 1~7:[FN + Shift + Q~U]
トリガー設定


磁気スイッチモードで一番重要なトリガー設定です。
トリガー設定では、変更するキーを選択後、トリガーポイント(アクチュエーションポイント)のほか、トグルをONにすることでデッドゾーンとラピッドトリガーの設定ができます。
設定したら右下の「保存」をクリックしてを反映することを忘れずに。
アドバンスキー
アドバンスキーでは、磁気スイッチモード時に以下の項目が設定可能です。
- TGL(切替 Toggle Key)
- MT(二重クリック Mod-Tap)
- DKS(動的キー Dynamic Key Stroke)
- RS(キー優先 Rappy Snappy)
- SOCD(優先 Snappy Tappy)
- HT(連打 Hyper Tap)
※メカニカルモード時でも、TGLとMTは設定可能です。
日本語入力切替のキー設定ができるようになったら、MT(Mod-Tap)を使って設定することも可能になります。
ライトエフェクト
ライトエフェクトでは各種ライティング設定が可能です。
バックライトとフロントライトは、デフォルトでショートカット(Fnレイヤー)に設定されていますが、レシーバーライトはショートカットが割り当てられていないので、基本的にWebドライバーで設定します。
頻繁に調整するという方は、キーマップからキー割り当てしておくと便利です。
モード設定


HyzenはNexusスイッチ以外に、対応する磁気スイッチに交換可能です。
この一覧に載っている磁気スイッチに対応しているので、スイッチを入れ替えた場合は、こちらのモード設定も変更しておきましょう。
また、スイッチ交換した後は再校正(キャリブレーション)が必要なので、併せてそちらも設定しておきましょう。


キャリブレーションは分かりづらい位置にあり、「ヘルプ」をクリックすると出てきます。
設定


設定ではスリープタイムやポーリングレート、ファームウェア更新などがあります。
ワイヤレス接続で重宝するディープスリープも設定可能です。ちなみに、1段階目のスリープ状態では1打目から入力できました。
価格・リワード(Kickstarter)
Lofree HYZENは、Kickstarterにて先行販売が行われています。
複数のリワードが用意されていて、バックする時期や条件によって異なるので注意が必要です。
Hyzen, World’s First Mechanical Magnetic Keyboard
プロジェクト期間:2026年4月23日~5月23日まで
発送について:2026年7月上旬に出荷開始予定(キャンペーン成功時)








※画像はKickstarterより
| 有線モードモデル (一般販売予定価格 $279) | Triモードモデル (一般販売予定価格 $299) | |
|---|---|---|
| VIP Club-Secret 事前予約限定 | $169 | $189 |
| 24 Hour Limited 24時間限定 | $179 | $199 |
| Super Early Bird 500個限定 | $189 | $209 |
| KS Special Price 無制限 | $199 | $219 |
- Hyzen プリズムリストレスト:$28
- Lofree デスクマット:$28
- Lofree Hypace :$113
- Lofree Hypace Ghost:$122
※上記価格はUSドル表記ですが、実際に購入する際には香港ドルになります。
※その他、配送料がかかります。詳しくはKickstarterページにてご確認ください。
VIP Club-Secretについては、プレローンチページでVIP事前予約していた方のみ。
24 Hour Limitedは、プロジェクト開始日の23日から24時間限定のリワードなので、現在は終了しています。
そのため、これから購入する方は「Super Early Bird(超早割)」になります。こちらは500個限定なので無くなり次第「KS Special Price」に切り替わります。
クラウドファンディングという性質上、以下の点には注意が必要です。
- 価格や仕様が変更される可能性がある
- 発送時期が前後する可能性がある
購入を検討する際は、最新の情報をKickstarterページで確認することをおすすめします。
改良点、変更点について
Lofree HYZENは、開発段階からユーザーのフィードバックを積極的に取り入れており、正式リリースに向けていくつかの改良が行われる予定です。
特に、Meetup 2.0での実機体験を通じた意見も反映されており、主にデザイン面を中心に細かなブラッシュアップがされるようです。
こうしたプロセスからも、Hyzenが完成度を高めながら仕上げられていることがうかがえます。
- よりクリーンで統一感のあるデザインを実現するため、以下を削除
・スペースバー上の「HYZEN」ロゴ
・前面左側の「HYZEN」ロゴ
・2.4GHzレシーバー上の「Lofree」ロゴ
・リストレスト上の「maker 2m²」ロゴ - キーキャップにMac用表記を追加
- 矢印キーの側面にライトエフェクト操作の表記を追加
- ケースのファスナー設計の改良
- ウェブアプリにおけるメカニカルスイッチ+磁気スイッチモードが混在する現象の解消
- モード切替のショートカット追加
- 日本語対応を追加
※本記事作成時点で既に反映されているものも含まれています。
日本語対応という部分は大分アバウトな感じですが、Mod-TapによるIME切替(VIA/QMKでいうところの「KC_HANJ(漢字)」と「KC_HAEN(한영)」)に対応すると最高ですね。
あと、2.4GHzレシーバーとリストレストのロゴは残してほしい気もします…。
Lofree HYZEN Q&A(よくある質問)
Lofree HYZENは、磁気×メカニカルのハイブリッドスイッチ搭載キーボードという、全く新しい仕様のため少し分かりづらい部分もあります。
YouTubeのコメントで質問をいただいたことで、確かに伝わりづらいというか、しっかりと伝えきれていないかもと思い、実際に使用して感じたポイントをもとに、よくある疑問をまとめました。
まとめ
Lofree HYZENは、メカニカルの心地よい打鍵感と磁気スイッチの高速入力を融合した、これまでにない新しい方向性のハイブリッドキーボードです。
1台で普段使いからゲーミングまで幅広く対応できる設計で、
打鍵感と入力性能を両立するというコンセプトを高次元で実現したモデル
デザイン面では、削り出しのアルミニウム筐体による重厚感に加え、デュアルノブやマルチファンクションキーといった機能性も備えています。
Lofreeらしいミニマルな外観と相まって、デスク全体の質感を引き上げるような存在感があり、正直見た目だけでも欲しくなってしまうほど完成されたミニマルデザインです。
コアとなるNexusスイッチは、極端なクセのない扱いやすい打鍵感でありながら、滑らかさ・安定感・レスポンスのバランスが取れた完成度の高いリニアスイッチです。
さらに、ガスケットマウント構造や多層フォーム、アルミニウムケースといった設計により、打鍵音は落ち着いたトーンで統一され、上質なサウンドに仕上がっています。
一方で、タイピングアングルは約12°とやや強めの設計。
ここは好みが分かれるポイントですが、リストレストを併用することでカバーできる印象です。
総合的に見ると、Hyzenは単なる新機軸に留まらず、タイピング体験そのものを再設計したような完成度の高さが感じられる1台。
メカニカルと磁気、それぞれの良さを1台で体験したい方は、非常に魅力的な選択肢となるモデルです。
下記リンクのKickstarterから、ぜひチェックしてみてください。
English Summary
The Lofree HYZEN is a new type of hybrid keyboard that combines the satisfying typing feel of mechanical switches with the high-speed input performance of magnetic switches.
Designed to handle both daily use and gaming, it successfully balances typing comfort and input responsiveness at a high level.
In terms of design, the CNC-machined aluminum case delivers a solid and premium feel, while features like dual knobs and multifunction keys enhance usability.
Combined with Lofree’s signature minimal aesthetic, it offers a refined look that elevates any desk setup.
The core of the HYZEN is the Nexus switch, a hybrid design that feels familiar to mechanical keyboard users while incorporating the responsiveness of magnetic switches.
It provides a smooth, stable, and well-balanced linear typing experience.
In addition, the gasket mount structure, multi-layer foam, and aluminum case contribute to a controlled, low-pitched, and refined sound profile.
One thing to note is the relatively steep typing angle of around 12°, which may not suit everyone.
However, this can be effectively mitigated by using a wrist rest.
Overall, the HYZEN is more than just a new concept—it feels like a keyboard that redefines the typing experience itself.
For users who want to enjoy both mechanical feel and magnetic performance in one device, it is a highly compelling option.
Check the Kickstarter page below for the latest pricing and availability.














