2026年6月3日からクラウドファンディングサイトCAMPFIREにて、Angry Miaoのゲーミングマウス第2弾モデルとなる「AM Infinity .97」のプロジェクトが開始されました。
AM Infinity .97は、マグネシウム合金フレームによる軽量ボディ、マグネット式のクイックスワップバッテリー、Real 8K Engineなどを搭載したワイヤレスゲーミングマウスです。
第1弾の「AM Infinity Mouse」では無限バッテリー交換で注目を集めましたが、今回はその第2弾モデルとして登場したAM Infinity .97をチェックしていきます。
見た目のインパクトは前モデルと近いため、パッと見では大きな変化が分かりにくいモデルかもしれません。
ただし、実際には形状・サイズ・リアカバー・性能・バッテリー持ちなど、使い勝手に関わる部分が細かくアップデートされています。
前モデルのAM Infinity Mouseをベースに、よりコンパクトで扱いやすい方向に調整されたモデルとなっています。
この記事では、AM Infinity .97の主な特徴を整理しつつ、前モデルのAM Infinity Mouseからどこが変わったのか、実際に使ってみてどう感じたのかをまとめていきます。
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AM Infinity .97の主な特徴

AM Infinity .97は、前モデルのAM Infinity Mouseで高く評価された「マグネシウム合金フレーム」「交換式バッテリー」「超軽量設計」といったコンセプトを継承しながら、形状や性能面をブラッシュアップした第2世代モデル。
主な特徴は以下のとおりです。
- Wireless 47g / Wired 37gの超軽量設計
- 0.97スケール化によるコンパクトなサイズ設計
- サイドスリット廃止、くびれ形状調整
- つまみ持ち・つかみ持ち向けに最適化された形状
- ハッチバック式モジュラーカバー付属
- マグネット式クイックスワップバッテリー
- バッテリー持ち改善(1K動作時 最大165時間、8K動作時 最大30時間)
- PixArt PAW3950センサー搭載
- AM Real 8K Engine対応
- 20,000FPS Blast Mode対応
- TTC Optical Switch V2搭載
- 防水PCBコーティング採用
最大の特徴は、Angry Miaoらしい独創的なマグネシウム合金フレームと、工具不要で交換できるマグネット式バッテリーシステムです。
一般的なゲーミングマウスでは充電が必要になりますが、AM Infinity .97では予備バッテリーへ瞬時に交換できるため、充電待ちによるタイムロスを大幅に減らせます。
また、新たに付属するハッチバック式モジュラーカバーにより、従来モデルで露出していたバッテリーパック部分を覆うことが可能になりました。フレームデザインを活かした軽量スタイルだけでなく、より一般的なマウスに近い外観やホールド感を選べるようになっています。
センサーにはフラッグシップクラスのPixArt PAW3950を採用。AM Real 8K Engineや20,000FPS Blast Modeにも対応しており、競技志向のゲーマーにも十分な性能を備えています。
基本的なコンセプトは前モデルから継承されていますが、重量はWireless 49gから47gへ、Wired 39gから37gへ軽量化されています。
さらに形状やサイズも見直されており、単なるマイナーチェンジではなく、使い勝手の向上を意識したアップデートモデルとなっています。
前モデル「AM Infinity Mouse」と「AM Infinity .97」の違い

AM Infinity .97は、基本的なデザインやコンセプトこそ前モデルのAM Infinity Mouseを継承していますが、実際には設計思想そのものが見直されています。
まずは主な違いを表にまとめました。
| AM Infinity Mouse | AM Infinity .97 | |
|---|---|---|
| 重量 | Wireless 約49g / Wired 約39g | Wireless 47g / Wired 37g |
| サイズ | フルサイズ 118×64.4×39.5mm | 0.97スケールで小型化 115×62×38.6mm |
| 想定用途 | 作業用途・没入型ゲーム | 高速かつ高精度なゲームプレイ |
| 設計コンセプト | パームサポート重視・快適性重視 | 操作性・ホールド感・精密なコントロール重視 |
| 推奨グリップ | かぶせ持ち・リラックスクロー | つかみ持ち・つまみ持ち |
| サイド形状 | サイドスリットあり | サイドスリットを廃した設計 |
| モジュール | 3Dプリントカバー対応で別途作成が必要 | ハッチバックモジュール標準付属 |
| バッテリー持ち | 1K 約43時間 8K 約17時間 | 1K動作時 最大165時間 8K動作時 最大30時間 |
| MCU | ー | 高性能MCU採用 |
| 基本性能 | PAW3950 / Dual 8K TTC Optical Switch V2 | PAW3950 / AM Real 8K Engine / 20,000FPS Blast Mode TTC Optical Switch V2 |
見た目は非常によく似ていますが、実際には「快適性重視のAM Infinity Mouse」と「競技性重視のAM Infinity .97」という違いがあります。
公式資料では、AM Infinity Mouseが19cm以上の大きな手やパームグリップを想定しているのに対し、Infinity .97は17cm未満の手でも扱いやすいサイズ感を目指して設計されています。
17〜19cm程度の手でも、つかみ持ちやつまみ持ちとの相性を重視したチューニングとなっており、より素早いマウス操作を意識したモデルとなっています。
前モデルでは後部のバッテリーパックが露出する独特なデザインでしたが、AM Infinity .97では「ハッチバック」モジュールが標準付属します。
これにより従来のオープンフレームデザインを楽しむことも、リア部分を覆って一般的なマウスに近いホールド感へ変更することも可能になりました。
さらに、高性能MCUの採用によってバッテリー効率も改善されており、8Kポーリングレート動作時のバッテリー持ちは約17時間から最大30時間へ向上しています。
実際に比較してみると、AM Infinity .97は単なる小型版というよりも、AM Infinity Mouseをベースに競技向けへ再設計したモデルと捉えた方が分かりやすいでしょう。
AM Infinity .97 スペック一覧をみる

実際に使ってみた感想

AM Infinity .97を実際に使ってみると、前モデルのAM Infinity Mouseよりもわずかにコンパクトになっていて、18cm弱の私の手にはかなり収まりの良いサイズ感でした。
前モデルも大きすぎるとは感じていませんでしたが、サイドスリットが廃止されていることも相まって、手の中でコントロールしやすく、つまみ持ちやつかみ持ちで扱いやすい印象です。

見た目の印象も、写真で見る以上に変わっているように感じました。
全体的なシルエットはAM Infinity Mouseを継承していますが、左右ボタン部分のシェル形状やサイドボタン、ホイールまわりのデザインが変更されていて、前モデルよりも角ばった印象にまとまっています。
丸みのある有機的な印象だったAM Infinity Mouseに対して、AM Infinity .97はよりシャープで競技向けらしいデザインになりました。

メインボタンの押し心地は、前モデルと同じくかなり良好です。
クリック感は軽すぎず、しっかりとした反応があり、FPSなどで細かくクリックする場面でも扱いやすいです。
サイドボタンとホイールについては、AM Infinity .97の方が操作感が良くなっているように感じました。
前モデルのAM Infinity Mouseは昨年からかなり使い込んでいるため、新品同士の厳密な比較ではありません。その点は少し差し引いて見てもらえればと思います。

今回大きく変わったポイントのひとつが、リア部分に装着できるハッチバックモジュールです。
前モデルでは後部のバッテリーパック部分が露出したデザインでしたが、AM Infinity .97ではマグネット式のリアカバーを装着することで、手のひら側をしっかり支えてくれるようになりました。これにより、つかみ持ちをしたときの安定感が上がっています。
リアカバーが付くことでバッテリー交換が少し面倒になるのではないかと思いましたが、リアカバー自体もマグネット式なので、大きなストレスはありませんでした。

バッテリー持ちについても、8K使用時の改善は十分に体感できます。
8K使用時でも最大30時間と余裕が増えていて、実用面でかなり扱いやすくなったと感じました。
また、クイックスワップバッテリーと組み合わせることで、運用面のストレスはかなり少ないです。

四つ角のマウスソールが大きくなり、6.5mmドットスケート対応になりました。
市販のマウスソールは、6.5mm前後のものが多く、KIBUSHOPで取り扱っている「Unusual Way Sports Black Fox Dot」も6.5mmとなっています。
前モデルは少し小さい設計だったので、これは嬉しい改善点です。

写真は見切れてしまっていますが、今回もアタッシュケースに入っていました。
バッテリーは標準で2つ付属します。その他、グリップテープや交換用ソール、USBケーブル(変換アダプタ付)、収納袋まで一通り揃っています。
Webドライバー「AM MASTER」に対応

AM Infinity .97は、Angry Miaoの専用ドライバー「AM MASTER」に対応しています。
AM MASTERでは、キー割り当て、マクロ、DPI、ポーリングレート、LOD、モーションシンク、スリープタイム、ライティングなどを設定できます。
ドライバーは、PCにインストールして使用するスタンドアロンタイプと、ブラウザ上で設定できるWebバージョンが用意されています。
Webバージョンは日本語表示にも対応しているため、基本的にはWeb版を使えば問題ないと思います。

実際の画面も比較的分かりやすく、DPIやポーリングレートなどの基本設定はもちろん、ボタン割り当てやマクロ設定もブラウザ上から行えます。
まとめ
AM Infinity .97は、前モデルの特徴だったマグネシウム合金フレーム、クイックスワップバッテリー、8K対応というコンセプトを継承しつつ、サイズ感・グリップ・バッテリー持ちを見直した第2弾モデルです。
実際に使ってみると、0.97スケール化による収まりの良さ、サイドスリット廃止やシェイプ調整によるグリップ感の向上、ハッチバックモジュールによる持ち心地の安定感など、使い勝手に関わる部分がしっかりアップデートされていると感じました。
特に、前モデルのAM Infinity Mouseはやや大きめで、かぶせ持ち寄りの安定感があるモデルでしたが、AM Infinity .97はつまみ持ち・つかみ持ちでも扱いやすく、より競技向けに調整されたモデルという印象です。
前モデルのデザインやバッテリー交換システムに惹かれつつ、もう少しコンパクトなサイズ感で競技向けマウスを求めている方には、今回のAM Infinity .97の方が合うと思います。
去年AM Infinity Mouseのレビューをしてから、ずっとメインで使っています。この無限バッテリー交換システムが便利すぎて、全マウスに採用してほしいくらい。一度体験するとやめられません…!
■価格について
AM Infinity .97は、CAMPFIREにてクラウドファンディングが実施されています。
Angry Miao公式サイトでもは159.99ドルから193ドルでプレオーダーされていますが、為替レート換算で考えると、CAMPFIREの23,800円からのリターンは価格面でも非常にお得になっています。
CAMPFIRE リターン:23,800円
Angry Miao公式サイト:189.00ドル(日本円換算 30,000円前後)
2万円以上のマウスというのは、手を出しづらいと思いますが、マグネシウム合金マウスの耐久性やバッテリー交換システムの利便性を考えると、価格以上の価値があると感じています。
気になる方は、CAMPFIREのリターン内容もあわせて確認してみてください。
CAMPFIRE リターン内容



