2026年6月末から国内のAJAZZ公式ストアで販売が開始された、交換式バッテリーを採用した軽量ワイヤレスマウス「AJAZZ AJ159 V2 MC」をレビューします。
300mAhのバッテリーが2個付属し、片方を使用している間に、もう片方を充電ドックで充電できます。バッテリーが切れても充電ケーブルを接続する必要がなく、交換後すぐにワイヤレスで使い続けられるのが大きな特徴です。
交換式バッテリーのゲーミングマウスは、以前レビューしたAngry Miao AM Infinity Mouseにも採用されています。他メーカーでも徐々に増えてきているものの、ハイエンドモデルが多いようです。
AJ159 V2 MCはPAW3311センサーと最大ポーリングレート1,000Hzに性能を絞ることで、5,000円前後から購入できる手頃な価格を実現しています。
今回は、交換式バッテリーの使い勝手を中心に、デザインや持ちやすさ、基本的な操作感、Webドライバーの設定内容までチェックしていきます。
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AJAZZ AJ159 V2 MCの主な特徴、スペック一覧
- 300mAhの交換式バッテリーが2個付属
- 使用中に予備バッテリーを充電できる
- PAW3311センサー・最大24,000 DPI
- 有線/2.4GHz接続で最大1,000Hz
- 有線・2.4GHz・Bluetoothの3モード接続
- 約54gの軽量設計
- G Pro系のオーソドックスな左右対称形状
- インストール不要のWebドライバーに対応
- 交換用バッテリーが単体販売されていない
- 公称のバッテリー駆動時間がわからない
- バッテリー交換には裏蓋の脱着が必要
AJ159 V2 MCの一番の特徴は、やはりバッテリー交換式という点でしょう。
バッテリーが切れてもケーブルを接続する必要がなく、充電済みのバッテリーへ交換してワイヤレスのまま使い続けられる便利さは、一度体験すると離れられなくなります。
性能はエントリークラスですが、約54gの軽量設計や3モード接続、Webドライバーによるカスタマイズにも対応し、交換式バッテリーを手頃な価格で導入できる構成になっています。
気になる点については、AM Infinityと比較すると性能面やバッテリー交換の手間、充電ドックの使い勝手などいくつかあるものの、価格帯を考えると十分なのではと感じます。
AJAZZ AJ159 V2 MC スペック一覧(クリックで開きます)
| 製品名 | AJAZZ AJ159 V2 MC |
|---|---|
| センサー | PixArt PAW3311 |
| DPI | 400~3,200 DPI(6段階、Webドライバーで最大24,000 DPI) |
| トラッキング速度 | 300 IPS |
| 最大加速度 | 35G |
| ポーリングレート | 有線/2.4GHz接続時:125・250・500・1,000Hz Bluetooth接続時:125Hz固定 |
| 接続方式 | 3モード接続対応 USB有線/2.4GHzワイヤレス/Bluetooth |
| ボタン数 | 5ボタン+DPI/ペアリングボタン |
| キー応答時間 | 4~50ms |
| バッテリー | 交換式300mAh×2 |
| 公称駆動時間 | 非公表 |
| 充電方法 | マウス本体/付属充電ドック |
| サイズ | 123.58×64.79×39.24mm |
| 重量 | 約54g |
| 外装素材 | ABS樹脂 射出成型 |
| マウスソール | PTFE |
| ボタン寿命 | 2,000万回 |
| カラー | ホワイト/ブラック |
| 設定ソフト | Webドライバー(https://www.a-jazz.com/en/h-col-160.html) |
| 対応OS | Windows/macOS |


AJ159 V2 MC マウス本体、交換式バッテリー×2、バッテリー充電ドック、2.4GHzレシーバー(本体裏に収納)、USB Type-Cケーブル(約1.5m)、交換用マウスソール、グリップテープ、取扱説明書
デザイン・外観

AJ159 V2 MCは、装飾を抑えたシンプル・オーソドックスなデザインの軽量ワイヤレスマウスです。
今回使用したホワイトモデルは、メインボタンから側面までホワイトで統一され、ホイールとサイドボタンがブラックになっています。側面にはAJAZZのロゴが控えめに入り、ゲーミングマウスっぽい派手さはなく一般用途でも使いやすいデザインです。
ロジクール PRO X SUPERLIGHT 2に近い左右対称形状


AJ159 V2 MCは、Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2の形状に近く、オーソドックスな左右対称形状を採用しています。
前後の高さに大きな偏りがなく、中央付近が盛り上がるデザインです。
サイズは123.58×64.79×39.24mm。ある程度の長さと幅があり、サイズ感としては標準的。特定の持ち方に強く寄せすぎない形状になっています。
従来のAJ159シリーズとは異なる形状


製品名には「AJ159」が含まれていますが、以前レビューしたAJ159 APEXをはじめ、従来のAJ159シリーズとは形状・サイズが異なります。
従来のAJ159シリーズはAJ159 V2 MCよりもひと回りコンパクトで、LAMZU Atlantis MiniやNinjutso Soraのように、重心を低くし後部を手のひらに当てやすくするため、前方を低く抑えながら後方が高くなる左右対称形状でした。
一方、AJ159 V2 MCは前後の高低差が小さく、全体に丸みを持たせています。2つを持ち比べてみるとAJ159 V2 MCの方が「くびれ」が緩やかになっています。
バッテリーを含めて約54gの軽量設計

本体重量は、300mAhの交換式バッテリーを装着した状態で公称値 約54gです。
2.4GHzレシーバーを取り外し、バッテリーを装着した状態で実測 約57.6gとなっていました。
交換式バッテリーと着脱式の裏蓋を備えながら、一般的な軽量ゲーミングマウスと変わらない重量に抑えられています。バッテリーは本体後方に収まりますが、爪でしっかり固定されるため、マウスを動かした際に内部でガタつくこともありません。


底面には接続モードを切り替えるスイッチとDPI/ペアリングボタンを配置。前後にはPTFEソールが取り付けられています。
また、後部の裏蓋を外すことで、交換式バッテリーを脱着できます。
交換式バッテリーと充電ドック


AJ159 V2 MCには、容量300mAhの交換式バッテリーが2個付属しています。
片方をマウスで使用しながら、もう片方を付属の充電ドックで充電できるため、バッテリーが切れてもケーブルを接続せず、ワイヤレスのまま使い続けられます。
これが本当に便利で、一度使ったらやめられないというくらい便利です。
充電ドックにはバッテリー用のスロットがあり、使用していないバッテリーを差し込んで充電できます。充電中は赤、満充電になると緑のライトが点灯するため、充電状態もひと目で確認できます。


2.4GHz接続では、マウス本体に収納されているUSBレシーバーを充電ドックに差し込んで使用します。
充電ドック自体にレシーバー機能が内蔵されているわけではなく、USBケーブルでPCと接続したドックに、2.4GHzレシーバーを取り付ける構造です。レシーバーをマウスの近くに設置しながら、予備バッテリーの充電も同時に行えます。
以前レビューしたAM Infinity Mouseほど交換方法や充電ドックは洗練されていませんが、5,000円前後という価格を考えると、交換式バッテリーの使い勝手は十分だと感じました。
充電ドックは使わずにレシーバーをPCに直接差し込んで使うことも可能です。外出先などで使う場合にも便利ですね。

ドライバー上では、バッテリー残量をパーセントで確認できます。ただし、公称の駆動時間は公開されていないため、どれくらいバッテリーが持つのかは不明です。
ですが、ポーリングレート最大1000Hzということを考えると長時間使用可能だと思います。
交換用バッテリーの単体販売は現時点では確認できませんでした。
長期使用によってバッテリー持ちが悪くなった場合は、価格を考慮するとマウスごと買い替えした方がいいかもしれないです。
実際の使用感(持ちやすさと操作感)
- 持ち方
-
AJ159 V2 MCは、Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2に近いオーソドックスな左右対称形状で、かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ちのどれでも使いやすいマウスです。特定の持ち方に強く寄せた形状ではなく、前後の高さや横幅のバランスも取れています。約54gと軽いため、持ち方や用途を選びにくい万人向けのモデルだと感じました。
※54gという重さについては、一部ハイエンドの40g前後のマウスに比べると、少し重さを感じるといった程度です。 - メインボタン・サイドボタン
-
押し心地や反発を含めて標準的です。クセが少なく、ゲームから普段使いまで違和感なく操作できます。
- ホイール
-
ホイールも全体的には標準的ですが、回転には若干柔らかさがあります。ノッチの感触は若干控えめなので、軽く滑らかに回せるホイールが好きな方には合いますが、カリカリとした明確な感触を求める方には物足りないかもしれません。
- PTFEソール
-
ガラス製マウスパッドでは軽快によく滑りますが、個人的には止めやすさとのバランスが取れる布製マウスパッドの方が相性が良いと感じました。
- 実際の操作感
-
2.4GHz接続でポーリングレート1,000Hzに設定するとカーソルの動きも滑らかで、約54gの軽さもあって軽快に操作できます。一般用途で性能不足を感じることはありません。
普段使いを中心に、ときどきライトなゲームも楽しむような使い方には十分な性能です。
Webドライバーで各種設定が可能
AJ159 V2 MCは、Webブラウザー上でボタン割り当てやDPIなどを変更できます。
Webドライバーでは、ボタン割り当て・DPI・ポーリングレート・キー応答時間・スリープタイマー・マクロなど、ゲーミングマウスの基本的な設定に対応しています。画面右上には、バッテリー残量もパーセントで表示されます。
設定内容はマウス本体に保存されるため、Webブラウザーを閉じた後もそのまま使用できます。また、保存したボタン割り当てやDPI設定は、有線・2.4GHz・Bluetoothの接続方式を切り替えても共通です。

まずは、Webドライバーの場所は「https://www.a-jazz.com/en/h-col-160.html」を開いてモデル選択をします。

初回利用時にはWindowsまたはMac用のドライバーをPCへインストールが必要になります。
設定画面はWebブラウザー上で表示されますが、マウスとの通信はPCにインストールしたドライバーを経由する仕組みです。そのため、完全なインストール不要のWebドライバーではなく、Web画面と専用ドライバーを組み合わせた方式になっています。
マウス設定(ボタン割り当て)

左右クリック、ホイールクリック、進む・戻るの5ボタンに、任意の機能を割り当てられます。
マウス操作やDPI変更のほか、キーボードの単一キー・組み合わせキー、マクロ、連続クリックに使用するファイアボタンなども設定できます。
DPI設定

DPIは6段階で、それぞれ任意の数値へ変更できます。最大24,000 DPIまで設定できますが、DPIステージは6段階固定となっていて、使用するステージ数を減らすことはできません。
ポーリングレートと応答時間

ポーリングレートは、125・250・500・1,000Hzから選択できます。変更できるのは有線接続と2.4GHz接続で、Bluetooth接続時は125Hz固定です。
キー応答時間は4~50msの範囲で調整できます。このほか、2段階のスリープタイマー、角度補正、リップル補正も設定可能です。
角度補正はカーソルの軌道を直線的に補正する機能、リップル補正は高DPI設定時の細かな揺れを抑える機能です。補正を必要としない場合は、どちらもオフのままで問題ありません。
マクロ編集

マクロ編集では、キー入力を記録して各ボタンへ割り当てられます。入力間隔の固定やループ回数にも対応し、作成したマクロはマウス設定画面から任意のボタンへ割り当てます。
まとめ
AJ159 V2 MCを実際に使ってみて、やはり交換式バッテリーが便利で実用的だと改めて感じました。AM Infinity Mouseでその便利さを知っているからこそ、単純に低価格帯のマウスで交換式バッテリーが使えるのが嬉しいです。
充電が少なくなったときにケーブルを探したり、充電が終わるまで有線で使ったりする必要がなく、予備バッテリーへ交換するだけで済みます。AM Infinity Mouseのようなマグネット式ほど素早くはありませんが、一連の作業は10秒程度。接続もすぐに復帰するため、普段使いでは十分スムーズです。
性能面はハイエンド構成ではありませんが、一般用途では不満を感じず、ライトなゲームまで幅広く使える性能にまとまっています。
性能や充電ドックの完成度だけを比べれば、AM Infinity Mouseをはじめとする上位モデルとの差は明確です。しかし、AJ159 V2 MCの魅力は、ハイエンドマウスと競うことではなく、必要十分な性能に絞りながら、交換式バッテリーと約54gの軽さを5000円前後で実現したことにあります。
交換用バッテリーが単体販売されていない点は惜しいものの、付属する2個を交互に使うという本来の目的はしっかり果たせます。ワイヤレスマウスの充電を面倒に感じている方にとって、価格以上の利便性を感じられる一台です。
- ワイヤレスマウスの充電切れを避けたい方
- 充電中にケーブルを接続して使いたくない方
- 交換式バッテリーを手頃な価格で試したい方
- 軽量でオーソドックスな左右対称マウスを探している方
- 一般用途とライトなゲームの両方で使いたい方
※PAW3950クラスのセンサーや4,000Hz・8,000Hzポーリングレート、細かなセンサー設定を重視する方には向いていません。
AJ159 V2 MCは、2026年6月末から楽天市場とAmazonのAJAZZ公式ストアで販売されています。
- 楽天市場 AJAZZ公式ストア:4,680円
- Amazon AJAZZ公式ストア:5,480円(クーポン適用価格:4,932円)
今回のコラボにあたって当チャンネル専用の10%OFFクーポンを発行していただきました!
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