先日2025年6月10日からNuPhyグローバルサイトでNuPhy Air75 V3のプレオーダーが開始されました。
Air75 V3の価格は$139.95となっています。Air75 V2から20ドル値上がりしているようです。
そして、今回は何と言っても、JIS(日本語配列)とISOレイアウトが追加されたという点が一番の目玉。

私は仕事柄、US ANSIを使うことが多いのですが、一般ユーザーからしてみたら日本語配列が良いと思うので、これは本当に嬉しい限りですね。
まだ配列の画像が出ていないので、どのようなキーレイアウトになっているのか気になります。
そして、ANSIは6月10日から、JIS・ISOは6月30日から注文できるようです。発売時期が異なるため注意してください。
※今後、日本代理店のDIGIARTでも取り扱い開始されるはずなので、サポートのことを考えると国内販売を待った方が良いと思います。
その他、Nano Switch 3.0やロータリーノブに変更できるモジュール、ガスケットマウントなど、V2時よりも改良点が多く、全てにおいて刷新されているようです。主な特徴をまとめてみました。
- ロータリーノブ
- リズムライトバー
- ガスケットマウント
- Nanoスイッチ 3.0
- 最大1200時間のバッテリー駆動
- 3-Wayスタンド付き(エルゴノミックデザイン)
- NuPhy IO 2.0(QMK/VIAモデル無し)
- ANSI・ISO(独仏英)・JISに対応(発売日は異なる)
- USBレシーバーが本体収納
- NuFolio(ケース)がiPadスタンドになる


ケースやキーキャップデザインは、Lofreeっぽいシンプル&スタイリッシュ路線に変更されているようですが、NuPhyらしい可愛らしさはしっかりと残しつつ、ノブデザインはKick75っぽいコミカルな雰囲気もあり好感が持てます。
気になる打鍵感は、実際にタイピングしてみないと正確なことは言えませんが、ガスケットマウント+Nanoスイッチ3.0ということで、Kick75に似たクリーミーで滑らかさのあるものになっていると思われます。静音Blush nanoが選択できるため、ロープロユーザーとして嬉しいところです。
他にも気になる部分は沢山ありますが、最後に個人的に特に注目しているのが、NuPhy IO 2.0がMod-Tapに対応するかどうかです。
V3からQMK/VIAモデルが廃止されてしまったので、US ANSI配列をメインで使っている身としては、Mod-Tapを使ってAltキーにIME切替を割り当てられるかどうかで使い勝手が大きく変わってくるので、ぜひ対応してほしいところ。
とはいえ、日本語配列モデルが出るのであれば、無変換/変換キーが搭載されていることを前提に、Mod-Tap非対応のままという可能性もあるのでは…と少し悲観しています。ただ、Field75 HEなどのHEキーボードでは対応している例もあるので、ぜひ解禁してほしいと期待しています。