ここ最近は本業が忙しく、レビュー記事を作れずにもどかしい日々を送っていました…。その間に色々とキーボードが増えてきてしまっているので、3月下旬以降はこの記事を皮切りに、少しずつ復活していく予定ですのでお楽しみに!
今回はラピトリキーボード「Epomaker HE68(ホワイト/パープル)」をレビューします。Epomakerでは、ゲーミングキーボードを連続リリースしていて、その中でもHE68は低価格帯ながらも、ポーリングレート8000Hzでレイテンシー0.125ms、ラピトリ0.01mm単位で調整可能だったりと、性能面もしっかりしているため、コスパ重視というポジショニングのゲーミングキーボードです。また、Epomaker初の磁気スイッチ「Epomaker Magnetic Pink Switch」を搭載しています。公式サイトで詳しい情報があまり出ていないので、性能面や打鍵感・打鍵音などしっかりレビューしたいと思います。
そして、今回のレビューに合わせて「Epomaker Click マウス(ホワイト)」も一緒に提供していただきました。Clickマウスは、Epomaker初の自社製ゲーミングマウス見た目はシンプルで普通のマウスに見えますが、PAW3950搭載の8K対応ゲーミングマウスで、こちらも高コスパモデルです。デザイン的にもHE68と同じホワイトで揃えると、白デスク系セットアップに最適かなと思いますので、気になっている方はぜひ本記事の終盤に掲載していますのでご覧ください。
【PR】商品提供:Epomaker
\Amazon JP:2025/2/7 取り扱い開始/

\Amazon JP:2025/3/8 取り扱い開始/

Epomaker HE68の特徴
- 65%レイアウト(67キー)カーソルキー有りのコンパクトサイズ
- コスパ重視のホールエフェクトゲーミングキーボード
- 磁気スイッチ Epomaker Magnetic Pink Switch(45gf)採用
- 8000Hzポーリングレートと0.125msの低遅延を実現
- 0.01mm単位で調整可能なラピッドトリガー
- トリガーストローク 0.1~3.5mm
- DKS、MT、TGL、スナップキー(SOCD)対応
- ABSケース&アルミニウムプレート&1.6mm FR4 PCB
- ガスケットマウントとPPROサンドイッチフォーム & シリコンボトムパッドによる音響性能
- ダブルショットPBTキーキャップ
- 有線接続のみ
- ポーリングレートが8000Hz固定で調節できない
- ドライバーソフトウェアはWin/Mac対応だが、PCにインストールするタイプでちょっと不便
外観デザイン

Epomaker HE68のカラーバリエーションは、ホワイト/パープルとブラック/レッドの2色展開となってます。全体的なデザインはパープルをキーカラーに、至ってシンプルでクセのないベーシックなモデル。色を揃えることでデスクに統一感を持たせることができると思います。


HE68のデザイン的な特徴としては、キーボード左側にストラップが取り付けられているところ。EnterキーとEscキー、ストラップのパープルが良いアクセントになっています。Epomaker TH40だったりコンパクトなゲーミングキーボードにストラップが付いていることが多いです。本来は持ち運びなど移動の際の利便性を考慮して付けられているのだと思いますが、個人的にはデザイン要素として、このストラップがあるだけで、とても可愛らしくまとまるのでお気に入りです。また、最近のEpomakerオリジナルのキーボードには、Epomakerロゴがプリントされるようになってきています。HE68もケースの右フロント部分にロゴが入っています。

有線接続のみなので、キーボード後方のスイッチとコネクタ部分もシンプルで分かりやすい設計になっています。




キーボードは65%レイアウトでコンパクトなサイズ感になっています。寸法は幅327.61×奥行112.9×高さ39.85mm(キーキャップ含む)で、ストラップフックを含まない場合の幅は実測319mm。キーボードの高さ(キーキャップ無し、ゴム足含む)はフロント22mm、 バック32mm。背面は2段階のキックスタンドが付いていて、バックの高さは1段階目で38mm、2段階目で45.5mmになります。タイピングアングルはそれぞれ約5.63度、約9.00度、約13.29度になります。(※傾斜角度は実測寸法から計算しているので多少誤差があると思います)
キーボードの構造




ABSプラスチックケースにアルミニウムプレート、PPRO サンドウィッチフォーム(ポロンフォーム)、1.6mm FR4 PCB、シリコンボトムパッドという構成になっています。ガスケットマウント構造という表記がされているので補足すると、これはポロンフォームとシリコンパッドによる衝撃吸収・静音構造を指していると思われます。仮にメカニカルキーボードのような円筒シリコンガスケット構造になっていたとしても、アルミニウムプレートなのでしなるような感じにはならないと思います。あくまで打鍵音を和らげ、振動を吸収し、静音性と快適なタイピング体験を向上させるための設計になっています。
また、スタビライザーはかっちりしっかりアルミニウムプレートに組み込まれていて、潤滑剤もしっかり施されているので、金属反響やノイズはありませんでした。
キーキャップ

キーキャップはダブルショットPBT素材で、表面がサラサラしているので長時間使用してもべた付きにくいです。厚さは標準的で約1.5mmのものが採用されています。形状は標準的なCherryプロファイルなので、クセがなく打ちやすいと思います。
白地のキーキャップの刻印はパープルで、ユニセックスな印象なので、男女ともに似合うと思います。EpomakerではHE75 MagやTH40だったりちょいちょいパープルが採用されているので、Epomakerのデザイナーさんの中にパープルが好きな方がいるのでしょうか?


EnterとESCキーのパープルが良いアクセントになっていて、個人的にはこのままでも十分好きですが、全部ホワイトにしたいという方もいると思うので、ホワイトの替えキーキャップを付属してほしかったですね。ちなみに、Epomakerでは、替えキーキャップが付属していないことの方が多いです。たぶん、コストを最小限に抑えるためなので、致し方ないところかなと思います。
キーレイアウトは、右下にカーソルキーのある65% ANSI USレイアウトなので、ゲーミングだけでなく普段使いでも問題なく使用できると思います。ゲーミングキーボードの場合、60%レイアウトが人気のラインだと思いますが、入門機として使ってみようとしている方には、HE68のようなカーソルキー有りの65%レイアウトがおススメです。ただ、65%の場合は「`~」や「F1~F12」などがないので、Fnコンビネーション入力になり、そこだけ注意が必要。個人的にはあれば便利だけど、無くても問題ない、むしろコンパクトなのでデスクがスッキリして良いと思います。あとは、一番右側のIns・Del・PgUp・PgDnキーが誤打しやすいので、Epomaker DriverでキーリマップしたりFnセッティングで工夫すると使いやすくなります。
キースイッチ(Epomaker Magnetic Pink Switch)

HE68では、Epomaker初のオリジナル磁気スイッチ「Epomaker Magnetic Pinkスイッチ」が採用されています。Epomakerの他ゲーミングキーボードでは、Gateron Magnetic Whiteスイッチなどサードパーティの磁気スイッチが使われています。現行モデルでEpomaker Magnetic Pinkスイッチが採用されているのは、HE68のみとなっています。




まずは、スペックを見てみましょう。
スイッチ名 | Epomaker Magnetic Pink スイッチ |
---|---|
タイプ | 磁気スイッチ |
総トラベル | 3.5±0.1mm (0.1~3.5mmを0.01mm単位で調整可能) |
押下圧範囲 (Force Travel) | 45±5gf |
イニシャル フォース | 30gf Min |
エンド フォース | 55gf Max |
初期磁束 | 95±15GS |
底部磁束 | 580±50GS |
スプリング | 実測20mm |
ファクトリールブ | ルブ済み |
まず始めに、スイッチステムなどの素材情報は公式サイトにも公開されていませんでした。そこでEpomakerの担当の方に確認したところ、ステムはPOMでハウジングはPA66とのことでした。(見た感じトップハウジングは透明度が高いものなので、PC素材かな思っていましたがどうなんでしょう?)
もう一点気になった個所としては、磁気スイッチのスペックで初めて見る「Force Travel」という項目がありました。磁気スイッチではイニシャル(初動)とエンド(最終・底打ち)で表記されているのが一般的。「Force Travel」というのは、メカニカルでいうところの「押下圧」と同じような意味合いだと思います。イニシャルが30gfなので、かなり軽いスイッチだと思ってしまいますが、実際に打鍵してみるとメカニカルスイッチの45gfより少し重たいくらいに感じます。磁気スイッチの感覚としては、Gateron Magnetic JadeとJade Proの間くらいだと感じました。
Epomaker Magnetic Pinkスイッチは、ボックスステムを採用していることもあり、軸ブレはかなり抑えられています。キーキャップをした状態で押下して、グリグリと上下左右に動かしても、ガタつきやブレは殆どないので、精度の高い打鍵が出来るかなと思います。
打鍵感・打鍵音

HE68は低価格帯のキーボードなので、打ち心地はそこまで期待していなかったのですが… タイピングテストをしてみたところ、思いのほか打ち心地がよくて驚きました。アルミニウムプレート特有のカツカツと硬い底打ち感はあるものの、スイッチ自体はスムーズな打ち心地です。押し込み時は軽く、底打ち後の跳ね返りはしっかりしているため、鮮明なタイピングができると思います。
打鍵音については、キーボード本体にアルミニウムプレート採用し、Magnetic Pinkスイッチはボックスステムという組み合わせのため、カツカツとした少し大きめの音だと感じました。ABSプラスチックケースで、内部にシリコンボトムパッドが入っているので、反響音はしっかり抑えられています。ですが、底打ち後に完全にキーリリースした際に、擦れたようなノイズ感があります。ただ、低価格帯のゲーミングキーボードとしては許容範囲内だと思います。その辺りを克服しているのがGateron Jade Proスイッチかなと思います。試しにJade Proに交換してみたところ、非常にキレイな打鍵音になりました。(スイッチ交換した後は、キャリブレーション推奨です。入力切れだったり誤作動もなく問題なく使用できました)
また、HE68は低価格帯のキーボードなので、性能面を不安に思っていたり、二の足を踏んでいる方もいるかなと思います。今回デモ機を使ってみたところ、良い意味で標準的な磁気スイッチという感覚でした。私自身はそんなにゲームをやるわけではないので、簡易的にFPSやアクション系のゲームで操作感の試してみたところ、瞬時に反応が求められるシーンでもキーの反応速度も良くしっかりとキー入力が反映されている印象で、正確な操作ができると感じました。
スペック(仕様一覧)

ブランド | EPOMAKER |
---|---|
モデル | HE68 |
レイアウト | 65% ANSI USレイアウト |
キー数 | 67キー |
接続方式 | 有線(ケーブル接続)のみ |
対応OS | Windows / Mac |
ケース素材 | ABSプラスチック |
プレート素材 | アルミニウム合金プレート(フレックスカットなし) |
マウント方式 | ガスケットマウント |
PCB素材 | FR4(厚さ1.6mm) |
サウンドダンパー | PPROサンドイッチフォーム & シリコンボトムパッド |
キーキャップ | ダブルショット PBTプラスチック、Cherryプロファイル |
RGBライティング | 南向き・各キーごとにRGB設定可能 |
ポーリングレート | 8000Hz |
レイテンシ | 0.125ms (USB) |
アンチゴースト | Nキーロールオーバー |
キーボード寸法 | 327.61 × 112.9 × 39.85mm 高さ実測(キーキャップ無し、ゴム足含む)前方22mm、後方32mm |
重量 | 本体実測651.0g |
価格 | Epomaker公式サイト $59.99 Amazon JP 10,656円(20%OFFセールで8,525円) ※記事執筆時の価格です。変更になる場合もあります。 |
キーボードカスタマイズ(Epomaker Driver)
キー設定のカスタマイズは、VIAのようなWebアプリではなく、Epomaker DriverをPCにインストールして使います。Epomaker Driverは公式サイトからダウンロードできるので、下記リンクボタンから確認してみてください。Epomaker Driverは「英語・中国語・ロシア語」の3か国語対応で日本語には対応していません。対応してくれると嬉しいですね…!
Epomaker Driverでは、VIAのような設定ファイルの読み込みは必要ありません。起動してみて気づきましたが、HE68とClickマウスの両方を設定できるので、別々にソフトウェアをインストールする必要がなく便利。画面左下にアイコンがあって、そこで切り替え可能です。

こちらがEpomaker Driverを開いた画面です。画面下半分の左側のタブメニュー「Key Setting」がメイン画面になっています。上のキーを選択してそれぞれにキーリマップ可能です。
Epomaker Driverで設定できる主な項目は以下のようになっています。
- キーリマップ
- Fnとのコンビネーションキー
- キーストローク(0.1~3.5mm)
- デッドゾーン
- キャリブレーション
- 誤作動防止機能
- ラピッドトリガー(0.01mm単位)
- DKS、MT、TGL、Snap Key (SOCD)
- マクロ
- ライティング設定


タブメニュー「Stroke Setting」では、ラピッドトリガーの設定ができます。デフォルトではキー毎に設定するようになっていて、All Buttonsをオンにすると全てのキーを一括設定することが出来ます。ラピッドトリガーは「Full Quick Trigger」をオンにすることで、押下時と戻し時の移動距離をそれぞれ0.01mm単位で設定することが出来ます。HE68(EP Magnetic Pinkスイッチ)では、0.1~3.5mmのストロークを0.01mm単位で調整可能です。画面左側でシミュレーション表示ができるので、動作確認の際に便利です。また、調子がおかしい場合には右側の「Start Calibration」で再調整できます。
タブメニュー「Advance Setting」ではDKS, MT, TGL, Snap Keyの設定ができます。それぞれの特徴は以下をご覧ください。

ダイナミックキーストローク(DKS)& マルチタップ(MT)
ダイナミックキーストロークでは4つの距離を4つの機能に、MTではホールド/タップで2つの機能を設定可能。

トグルキー(TGL)
「ホールド」または「ダブルクリック」を連続入力のトリガーに設定し、「タップ」で終了。指を離して他の操作にすぐに移行できます。

スナップキー(Snap Key / SODC)
スナップキーを使用すると、2つの反対方向のキーが同時に押された場合、後に押されたキーのみが優先されてトリガーされます。移動や操作がスムーズに続けられます。

タブメニュー「Fn Setting」ではFnレイヤーの設定ができます。例えばHE68ではF1~F12までのキーが物理的にないので、「Fn + 1~=」のコンビネーションで代用します。65%以下の配列の場合は、このような形で様々なキーを代用します。よく質問を受けるのは、チルダ(~)がないという部分です。キーキャップに刻印がないのでわかりにくいのですが、「Fn+ESC」で「`」キーになり、「Fn+Shift+ESC」で「~」となります。全角チルダを入力したい場合は、IMEを全角(ひらがな)に切り替えて半角と同じように「Fn+Shift+ESC」で「~」となります。
コンパクトでデスクがすっきりする分、このようなコンビネーションで対応することになります。慣れないと少し不便さを感じることはありますが、慣れてくると問題なく使えるようになります。特に英語配列の65%レイアウトはカーソルキーも付いているし、右Shiftキーも押しやすいサイズが保たれているので、コンパクトさを重視する場合は、一番使いやすいと感じるのではないかなと思います。
その他、MacroやLightなども設定できるようになっています。英語で少しわかりずらい部分はありますが、この価格帯のゲーミングキーボードの中では、機能的にかなり充実していると感じました。
Epomaker Click マウス

最後にEpomaker初の自社ゲーミングマウス「Clickマウス」を簡単に紹介したいと思います。EpomakerではAJAZZなどのマウスを取り扱っていて、今までオリジナルのマウスはリリースされていませんでした。ただ、最近だとAULAのゲーミングマウスもEpomakerからリリースされているようです。キーボードと同じようにオリジナルと他ブランドコラボという路線になるのかなと思います。
- PAW3950センサー搭載
- 3(Tri)モード接続(有線、Bluetooth、2.4GHzワイヤレス)対応
- 2.4Gレシーバー付属
- ポーリングレート 最大8000Hz対応(BT時125Hz固定)
- DPI(感度)800~42000対応
- 750 IPS、加速度50g、CPI 30000
- MCU PAN1080
- Omron D2LS スイッチ
- バッテリー容量 500mAh
- サイズ 121×63.6×38.7mm(重量約58g)
- Epomaker Driver対応




Clickマウスは、シンプルな見た目とは裏腹に、ハイエンドセンサーPAW3950搭載でポーリングレート8000Hz、DPI最大42000対応というハイスペックモデルです。左右対称形状で121×63.6×38.7mmのミディアムサイズとなっています。バッテリーが500mAhもあるため、重量が58gとなっています。最近のゲーミングマウスとしては超軽量とは言えませんが、比較的軽量な設計です。強く握ったり押したりしてみたところ、軋み・たわみもなく、ビルドクオリティが高いと感じました。
上の画像の水色のマウスは、WLMOUSE Beast X です。Clickマウスと形状が似ているなと思います。細かく見るとBeast Xの方が少し平べったい感じで、Clickマウスの方が全体的に丸みや高さ、くびれ部分のメリハリがあるという違いがあります。
あと、3(Tri)モード接続(有線、Bluetooth、2.4GHzワイヤレス)対応しているので、ゲーミングだけでなく普段使いにも適していると思います。マウス背面に切り替えスイッチ類があり、ホイール下にはDPI切替ボタンが配置されているので、とても使いやすい仕様になっています。また、ゲームで使用する際は、8K対応の2.4Gレシーバーが付属していて、そちらを使うことをオススメします。ワイヤレス通信の技適認証もしっかりと取得されていて、マウス本体や外箱に認証マークが入っている点も安心です。




メインスイッチはOmron D2LSスイッチで、しっかりとしたクリック感がありつつ、クリック音はクリアで軽やかなカチッとした音がします。ホイールクリックはやや硬めで、音は少し大きめ。ノッチ感は少し弱めに感じますが、ラバー加工されていてスムーズな操作感です。サイドボタンは標準的な硬さで、適度な配置で誤操作の問題はないように思います。
また、HE68と同じEpomaker Driverで各種設定が可能なので、共通したソフトウェアが使えるという点は嬉しいところです。ポーリングレートやDPI等、細かく設定できます。
実際にゲームや仕事で試用してみたところ、どちらも快適な操作感で、良い意味で標準的で万能タイプだと感じました。価格は公式サイトで$69.99(セール時は$59.49)、Amazon JPでは12496円(セール時10622円)となっています。MCUがPAN1080だったりとコストカットしている部分はあるものの、3モード接続に対応していて、ハイエンドなPAW3950搭載、8K対応レシーバー付き、バッテリー500mAhというところを考慮すると、AJAZZ AJ159 APEXと同じくらいコスパの良いゲーミングマウスだと言えます。
まとめ
Epomaker HE68をレビューしてきましたが、いかがだったでしょうか。Epomakerの新しい磁気スイッチEpomaker Magnetic Pinkスイッチを搭載し、スムーズでレスポンスの良い打鍵感で、非常にタイピングしやすくなっています。そして、ケース内部の吸音フォームにより反響音などがしっかりと抑えられて、全体的なビルドクオリティの高い仕上がりでした。明瞭なカツカツとした打鍵音が若干大きめかなと思いますが、他ゲーミングキーボードと比較しても許容範囲内だと思います。
また、RT0.01mm単位で調節可能、8000Hzポーリングレート、0.125msの低遅延を実現し、SOCDはじめEpomaker Driverで設定できる機能も様々あり充実しています。低価格帯ながらもゲーミング性能の高いキーボードに仕上がっていると思います。実際に簡単なゲームで試し打ちしてみたところ、アクチュエーションポイントやラピッドトリガー、応答速度など反応も問題ありませんでした。
コストカットのために削っている部分はいつくかありますが、HE68はかなりコスパの良いモデルだと言えます。また、一緒に紹介したClickマウスもゲーミングから普段使いまでオールマイティに使える、高コスパのゲーミングマウスです。どちらもゲーミングキーボードの入門機として非常にオススメです。もちろん、ゲーミング初級~中級くらいまでの方にもオススメしたいキーボードです。キーボードとマウスをEpomakerで揃えて、デスク環境をセットアップしてみてはいかがでしょうか。
■ Epomaer HE68
Epomaker公式サイト $59.99(セール時50.99)
Amazon JP 10,656円(セール時8,525円)
※記事執筆時の価格です。変更になる場合もあります。
■ Epomaer Click マウス
Epomaker公式サイト $69.99(セール時$59.49)
Amazon JP 12,496円(セール時10,622円)
※記事執筆時の価格です。変更になる場合もあります。
▼ EPOMAKER公式サイトで使用できるクーポンコード ▼
クーポンコード:MASTDESIGN5
購入する際にこちらを入力して購入すると$5 (USD) オフになりますので、ぜひご利用ください。
