WLMOUSE × KIBU Beast X 3950 IceBlueKB【レビュー】マグネシウム合金製ゲーミングマウス＜日本国内数量限定460台＞

今回レビューするのは、マグネシウム合金製ゲーミングマウスの「WLMOUSE × KIBU Beast X 3950 IceBlueKB」。Beast Xについて元々は性能云々ではなく、アニメ「Fabulous Beasts 」とのコラボモデルがめちゃくちゃ可愛くて欲しい！というところから興味を持ちました。通常モデルとしては、Mini / 8K / Maxなど複数シリーズがあります。そして今回購入した「WLMOUSE × KIBU Beast X 3950 IceBlueKB」は、日本国内数量限定460台しかないモデル。限定モデルを購入して不具合や初期不良があったらどうしようとか、色々と迷ったところもありますが、可愛さには勝てませんでした…。27000円と結構なお値段しますが予約開始とともにポチってしまいました。

「WLMOUSE × KIBU Beast X 3950 IceBlueKB」は、Beast Xを元にBeast X Miniの大人気カラーIceBlueで再現したモデルとなっています。私の好きなアイスブルーでホログラム（オーロラっぽい）のような輝きがキレイ。猫をモチーフにしたデザインで、左右のメインボタンに猫と肉球が描かれています。目が光る猫型ドングルは可愛さオーバーフロー状態です。性能面としては、PAW3950HSセンサーを搭載したバージョンアップ版となっています。

2024年10月20日18時から初回260台分の先行予約販売が開始されて、1時間もしない内に完売しました。現在は11月3日からオンラインで販売が開始され、5日から発送開始するということでした。記事公開時点では、まだ在庫が残っているようで、Amazonでも販売されているようです。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

主な特徴と使用感

WLMOUSE（ウィルマウス）のマウスは今まで使ったことがなく、ほぼデザイン性だけで判断して、性能面など気にもせず衝動買いしてしまいました。実際に使ってみたところ、ゲーミングに特化した操作感でクリック感など全体的に軽めで操作しやすいと感じました。もちろん性能面も非常に満足いくものとなっています。

手に取ってすぐに約39gの軽さに驚きました。私の所有しているマウスの中では一番軽く、掴み心地・手触りが良く快適すぎます。私は男性としては、あまり手が大きい方でなく、ミディアムサイズが丁度良いくらい。マグネシウム合金ボディはしっかりとした硬さがあります。肉抜きデザインなので、はじめは少し不安でしたが、強めに握ったり押してみたりしてみたところ、歪みや軋みもなく素晴らしいビルドクオリティです。

メインボタンは、OMRON オプティカル（光学センサー）スイッチを採用していて、クリック音はカチカチというか、パチパチとした感じの軽い音で、以前レビューしたAJ159APEXより静かです。クリック感としては少し軽く浅く、クリック後の跳ね返りはしっかりしています。サイドボタンも軽めの押し心地、丁度良い位置・サイズで使いやすいです。

ホイールのノッチ感は、硬すぎず程良く強めでハッキリとしていて、ダイレクトな操作感があります。ホイールクリックは少し軽めになっていてクリックしやすいです。マウスホイールの表面は、ラバー素材ではなくツルツルした素材になっていて、最初は違和感を感じましたが、慣れると特に問題なく使いやすいです。

少し使ってみて分かりましたが、全体的なクリック感は同じくらいに統一されているような感じで、どのボタンをクリックしても違和感なく押せるようなバランスとなっています。

ソールはデフォルトで丸型ソールが四隅に貼り付けられています。柔らかめのマウスパッドだと少し使いづらいので、ミディアム以上のゲーミングマウスパッドを使うことをオススメします。別タイプの交換用ソールが2種類同梱されているので、好きなものを選択すると良いでしょう。

写真では少しわかりづらいですが、サイズを比較してみました。
左）OGM PRO V2「120 x 66 x 40mm」
中）Beast X 3950 IceBlueKB「122 x 62 x 37mm」
右）AJAZZ AJ159 APEX「118.3 x 63 x 37.7mm」

仕様一覧

メーカー	WLMOUSE
製品モデル	Beast X 3950 IceBlueKB KIBUコラボモデル
接続方法	USB有線+2.4G無線
インターフェイス	Type-C
マウス形状	左右対称
サイズ	122×62×37mm【ミドルサイズモデル】
本体重さ	≈39±1g
センサー	PAW3950HS
ポーリングレート	最大8000Hz(2.4G無線接続時のみ有効)
ホイールエンコーダ	TTCエンコーダ
メインスイッチ	OMRON オプティカルスイッチ
バッテリー容量	300mAh
ドライバーソフト	日本語対応Webソフトウェア「WLMOUSE HUB」 https://chn.wlmouse.com/qz/#/project/items
パッケージ	マウス本体×1 USB-Cケーブル×1 8Kドングル×1 1K Nanoドングル×1 替えPTFEマウスソール×1 マウスグリップテープ×2 マニュアル×1 キャリングケース×1

ネコ型の8Kドングルは、ペアリングしなくてもそのまま使えましたが、1Kナノドングルの方を使おうとしたところ、ペアリングしないと使えませんでした。はじめはちょっと焦りましたが、マニュアルにペアリング方法が記載されていました。
「右クリック＋左クリック＋サイドの進むボタンを3秒長押し」すると、マウスがペアリングモードに入り緑色のLEDが早い点滅になります。その後1KナノドングルをPCに接続して、マウスのLEDが消灯したらペアリング完了です。

日本語対応Webソフトウェア（WLMOUSE HUB）

ポーリングレートやDPIなど各種設定やドングルのライティングなど設定には、日本語対応Webソフトウェア「WLMOUSE HUB」を使います。こちらにリンクも掲載していますが、KIBU SHOPの商品ページやWLMOUSE公式サイトからもリンクされています。

EdgeやChromeで操作できるWebソフトのため、PCにインストールする必要もなく、ドライバーファイル等も必要ありません。使い方は簡単で、下記リンクからアクセスして、右上「＋デバイス接続」ボタンから接続するだけです。

Mini / 8K / Maxの違い

WLMOUSE BEAST Xシリーズには、Mini / 8K / Maxと3種類に分かれていて、デザインやサイズ、重さだけでなく、センサーとメインスイッチの違いもあります。分かりやすいように表にまとめてみました。掲載していない項目については共通項目となっています。

	WLMOUSE BEAST X MINI	WLMOUSE Beast X 8K	WLMOUSE × KIBU Beast X 3950 IceBlueKB	WLMOUSE Beast X Max
サイズ	116×58×35mm	122×62×37mm	122×62×37mm	126×65×39mm
重さ	34 ±1g	39 ±1g	39 ±1g	42 ±1g
センサー	PAW3395	PAW3395	PAW3950HS	PAW3950HS
メインスイッチ	TTC Nihil Transparent Black Dot	TTC Nihil Transparent Black Dot / OMRON Opticals	OMRON Opticals	TTC Nihil Transparent Black Dot / Omron Opticals
公式サイト 価格	$139～$149	$145～$155		$145～$155
KIBU SHOP 価格	¥22,500～¥26,100 商品ページ	¥23,800 商品ページ	¥27,000 商品ページ	¥23,800～¥25,500 商品ページ

まとめ

ゲーミングマウス「WLMOUSE × KIBU Beast X 3950 IceBlueKB」を簡単にレビューしてみましたがいかがでしたでしょうか？約39gと超軽量設計で、なおかつ肉抜きのマグネシウム合金製でビルドクオリティも高くしっかりした作り。ネコモチーフのデザインだけで即購入してしまいましたが、操作性や性能面は流石ゲーミングマウスといったところ。めちゃめちゃ可愛いデザインとは裏腹に、ユニバーサルな形状でより多くのユーザーにフィットするマウスだと感じました。

WLMOUSE Beast Xは、Mini / 8K / Maxという3種類のシリーズに分かれていて、カラーやコラボモデルなどバリエーションが多く、ちょっと戸惑ってしまうかもしれません。しかし、性能面に大きな違いはないので、サイズやスイッチ、そしてカラーで自分好みのものを選択すると良いと思います。（※左右非対称のエルゴマウスの場合は「SwordX」になります）

また、サポート面のことを考慮すると、日本正規代理店のKIBU SHOP（公式ECサイトもしくはAmazon）で購入することをオススメします。Amazonの場合は、ポイントが10%付くのでお得になっています。（※IceBlueKBはポイント1%）
ですが…肝心の在庫が品薄状態のようです。KIBU SHOPもAmazonもカラバリが少なくなっています。そんな中「WLMOUSE × KIBU Beast X 3950 IceBlueKB」がAmazonで購入できるようになっていました。このモデルは在庫限りの再販なしのモデルですので、購入したい方は早めにチェックしましょう！

以下、通常モデルは少し安くなっていて、肉抜きデザインでトップクラス性能ということを考慮すると、他メーカーのゲーミングマウスと比べてコスパも良いと思いますので、ゲーミングマウスを検討している方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

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