この記事では、Keychron K Max シリーズを解説します。Kシリーズにはロープロファイルと通常プロファイルがありますが、K Maxシリーズは現在のところ、ロープロファイルのみとなっています。ロープロファイルはナンバーが奇数で、通常プロファイルは偶数という具合に分かれています。
海外公式サイトで65%アリスレイアウトのKeychron K11 Maxが2024年4月18日に発売され、ロープロファイルのK Maxシリーズも出そろってきました。残すところK9 Max(60%レイアウト)とK15 Max(75%アリスレイアウト)、K17 Max(96%レイアウト)だけになりました。記事執筆時の4月27日時点、Keychron Japanでは「K1 Max, K3 Max, K5 Max, K7 Max, K13 Max」が発売されていて、K11 Maxはまだ発売されていません。
追記:2024/07/02
待望のK15 Maxが海外公式サイトで発売されました!
今までの流れからして、1か月後くらにKeychron Japanのほうにラインナップされると思います。
追記:2024/06/30
見逃していましたが、Keychron Japanで5月にK11 Maxがラインナップされていました。それに伴い、商品ページリンクを修正しましたが、現時点で完売しているという。。。
情報を見逃さないように頑張ります!
Keychronは、Macに最適化したロープロファイルキーボード「K1」から始まったキーボードブランドなので、ロープロファイルが好きな方は大抵知っていると思います。私自身、メカニカルキーボードに興味を持ったきっかけが、ロープロファイルでキースイッチが壊れても修理したりして長く使えるキーボードないかな?というところからの入りでした。
また、通常プロファイルのキーボードもあり、Kシリーズ・Vシリーズ・Qシリーズの他にもCやSもあります。最近だとゲーミングキーボードブランドのLemokeyもあるので、他のキーボードメーカと比べて圧倒的なモデル数です。また、日本ユーザー向けに日本語配列版もリリースしているので、一般ユーザーも入りやすいキーボードブランドとなっています。
こうした全方位型の戦略をとっているKeychronですが、ブランド・アイデンティティが確立されていて、全体的に統一されたデザインになっています。そのため、デザインで迷うという事はないと思うので、あとは自分に合ったサイズと配列を選択することで、自分にピッタリのキーボードを探すことができると思います。
↓Keychron K15 Maxのレビュー記事です↓
こちらのリンク先はKeychron Japanの商品詳細ページとAmazon商品リンクとなっています。
Amazonでの取り扱いは、記事公開時点では、K1 MaxとK3 Maxのみとなっています。
K15 Maxのみ海外公式にリンクしています。
Keychron(JP)公式サイトで使用できるクーポンコード
「MASTDESIGN」を入力して購入すると5%オフになります!
対象外のキーボードもあるようなので購入画面でクーポンコードを入れてご確認ください。
↓KeychronのK・V・Qのシリーズの違いをまとめた記事↓
↓K1 MaxとK3 Maxがリリースされたタイミングで紹介した記事↓
K Maxシリーズ 発売日一覧
未発売のキーボードについては、Proモデルを参考に特徴を記載しています。
モデル | サイズ等 | 発売日(海外公式) |
---|---|---|
K1 Max | 80% | ロープロファイル Keychronを代表するモデル | 2024年1月4日 |
K3 Max | 75% | ロープロファイル 定番人気モデル | 2023年11月21日 |
K5 Max | 100% | ロープロファイル テンキー付きフルサイズ | 2024年1月16日 |
K7 Max | 65% | ロープロファイル Fnキーなし、矢印キーありのコンパクトモデル | 2024年1月25日 |
K9 Max | 60% | ロープロファイル Fnキー、矢印キーなしのコンパクトモデル | 未発表 |
K11 Max | 65% Alice | ロープロファイル 注目のアリスレイアウト 1度使ってみたいです! | 2024年4月18日 |
K13 Max | Numpad 80% | ロープロファイル K1の右側(矢印キーの上) がテンキーになっている珍しいモデル | 2024年2月6日 |
K15 Max | 75% Alice | ロープロファイル 注目のアリスレイアウト 左サイドのカスタムキーとノブが便利そう! 個人的には一番使ってみたいです。 | 2024年7月2日 |
K17 Max | 96% | ロープロファイル pgup、pgdnキーのところをキュッと1列に詰めたテンキー付きモデル | 未発表 |
K15 MaxのみKeychron Japanトップページにリンクしています。
グレードの違い(Max・Pro・ノーマル)
現在KeychronがリリースしまくっているMaxモデルですが、Kシリーズの中でどのような違いがあるのかまとめました。と言っても、公式サイトにしっかり掲載されています。ページのかなり下の方にあったので、なかなか気づかない方も多いと思います。(私は気づきませんでした。。。)
K Max | K Pro | K | |
---|---|---|---|
接続方式 | 2.4GHz、Bluetooth5.1、有線 | Bluetooth5.1、有線 | Bluetooth5.1、有線 |
QMK対応 | 〇 | 〇 | × |
アコースティックフォーム | PCBスイッチパッド ラテックス フォーム | \ | \ |
キースイッチ | ロープロファイル Gateron mechanical 2.0 | ロープロファイル Gateron mechanical 2.0 | ロープロファイル Gateron mechanical |
キーキャップ ※配色も異なります | ダブルショットPBT | ダブルショットPBT | ABS |
MCU | 超低消費電力ARM Cortex-M4 32ビットSTM32L432(フラッシュ256KB) | 超低消費電力ARM Cortex-M4 32ビットSTM32L432(フラッシュ128KB) | 記載無し |
K Maxシリーズのおすすめポイント
K Max シリーズの主な特徴は、2.4GHzワイヤレス対応、アコースティックフォーム、QMK/VIA対応、ホットスワップ(オプション)、ポーリングレート1000Hz、ダブルショットPBTとフルスペックになっています。特に2.4GHzワイヤレス(USBレシーバー)に対応したことで、以前から不評のスリープからの復帰がスムーズになりました。Keychronのロープロファイルキーボードはガスケット構造ではないので、あとはLofree Flowのようにガスケット構造にするくらいでしょう。
他メーカーのロープロファイルキーボードと違う部分も紹介したいと思います。
- ベゼルレスなフレームデザイン
- 少し傾斜のついたキーキャップ(奥が薄くなる形状)
- エルゴノミックサポート(3段階チルトスタンド)
せっかく薄型のロープロファイルキーボードであれば、筐体サイズもコンパクトな方が持ち運ぶ際には便利だと思います。NuPhy Air 75のサイズが「316.4mm×132.5mm」で、K3 Maxのサイズが「306 x 116 mm」となっています。たった10mm、16mmのちがいですが、実際に手に持つと結構サイズ感に違いがあります。ただ、ベゼルレスなので横から見たらわかるように、キースイッチが剥き出しになっているような感じが嫌いという方は一定いるのかなと思います。
もう一つの特徴は、傾斜のついたキーキャップとなっていて、3段階チルトスタンドで角度調整が出来るようになっています。エルゴノミックサポート(人間工学に基づいた手首のサポート)によって疲れにくくタイピングしやすくなるというところも大切なポイントだと思います。特に他メーカーのロープロファイルキーボードは、フラットなキーキャップが多い中、Keychronは少し傾斜と窪みが付くことで、指になじみやすくタイピングしやすいと思います。傾斜があるという事は少し薄く感じるというデメリットもありますが、個人的にはそこまでデメリットとは感じませんでした。
K Max シリーズ購入時の注意点
Kシリーズ全般に言えることですが、バッテリー容量が他社ロープロファイルキーボードに比べて少なくなっています。
● K1/K5/K7/K13 Maxは2000mAhでBT作業時間(バックライトオフ):最大110時間~166時間
● K3 Maxのみ1550mAhでBT作業時間(バックライトオフ):最大78時間
NuPhy Air75 V2が4000mAhで稼働時間(全てのライトオフ):最大220 時間なので、そこはNuPhyが頑張っているのかなと思います。ちなみにLOFREE Flowは2000mAhなので、Keychronと同等レベルとなっています。
下のスクショはK3 Maxの公式ページですが、購入する際には少しだけ注意点があります。
- バージョン
- スイッチタイプ
- スイッチオプション
この3点のオプションを選択する必要があります。「白いバックライト」と「RBGバックライト」の2つはホットスワップに対応していないため、ホットスワップ対応モデルを購入する場合は、「RBGバックライト(ホットスワップ対応)」を選択してください。公式サイトは分かりやすくなっていますが、メルカリなどで購入する際にはバージョンを確認しないと痛い目に合う場合もありますのでご注意ください。また、スイッチも赤・青・茶から選択するようになっています。これらのオプションによってSKUが変わるので、自分の欲しいモデルのSKUをチェックしておくと安心です。
K Maxシリーズ 商品一覧
こちらのリンク先はKeychron Japanの商品詳細ページとAmazon商品リンクとなっています(K11 Maxのみ海外公式サイト)。
Amazonでの取り扱いは現在のところ、K1 MaxとK3 Maxのみとなっています。
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\ Amazon商品ページ /
K15 Maxは海外公式にリンクしています。
Keychron(JP)公式サイトで使用できるクーポンコード
「MASTDESIGN」を入力して購入すると5%オフになります!
対象外のキーボードもあるようなので購入画面でクーポンコードを入れてご確認ください。
※本ページに掲載している画像は公式サイトより
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