ライフスタイルゲーム周辺機器ブランド「Akko」
今回おすすめする「Akko」は、2016年に中国の深センで設立されたメカニカルキーボードブランドです。日本で取り扱っているショップはまだまだ少なく、一般的にはあまり馴染みがないかもしれませんが、キーボード好きなら一度は聞いたことのあるブランドではないでしょうか?日本国内では、遊舎工房がオフィシャルパートナーとして商品の取扱いをしています。Amazonにも直営として出店していますが、取扱商品が少なく、海外公式サイトや遊舎工房で購入したほうが良いと思います。
キーボード、キースイッチ、キーキャップ、ケーブルなどのアクセサリー類を取り扱いしており、キーボード周りの商品は一通りそろっています。Akkoの最大の特徴は、どの商品も高品質でデザイン性が高く、こだわり抜いた商品ラインナップです。コストパフォーマンスも優れていて、比較的リーズナブルなラインナップとなっています。
私自身、キーボードやスイッチ、キーキャップなど色々と購入していますが、お手頃価格なものが多いので、つい簡単にポチっとしてしまいます。具体的にはAkkoで16,000円くらいの商品であれば、他のメーカーだと24,000円くらいの値付けになっているかなという印象です。
ライトユーザーからヘビーユーザーまで、全てのユーザーにマッチした商品を選択できるキーボードブランド
Akko公式サイトにてブランドストーリーが詳しく掲載されています。本記事では、ポイントを絞って紹介したいと思います。
Akkoのブランドストーリー
2016年設立
Akko(アッコ)は、2016年に中国の深圳に設立された、メカニカルキーボードおよびキーボードアクセサリーのブランドです。Akkoの製品は、鮮やかな色彩や独創的なデザインが特徴です。
設立当初は、EDGやDuckyと提携してキーボードを開発していました。2020年に現在のグローバルストア(en.akkogear.com)を展開し、サンリオやドラえもんなど、特定のテーマやアートワークを採用した製品をリリースし、これがAkkoの製品を他と区別する要因となっています。
2021年
2021年以降、Akkoの成長は止まることはなく、キーボード業界をけん引していきます。
現在主力となっているMOD DIYキットシリーズをリリース。MOD=Modification(改造)の略だと思いますが、ファーストモデルの「MOD001(80%キーボード)」は、今見てもカッコ良く、サイバーパンクな雰囲気があります。現在主流のガスケットマウントではなく、トレイマウントとなっています。ちなみに、ガスケットマウントは「MOD003(96%キーボード)」から採用されています。その後、「ACRシリーズ」に始まり、続々と新しいラインナップを発表していきます。
2022年
2022年10月に「SPR67」スプリングマウントキーボード(アメリカと中国で特許を取得済み)をリリース。120g, 170g, 230gの3種類のスプリングから選択してカスタムすることができます。また、フレックスカットPCBなので、ガスケット以上の弾みがありながらも、柔らかい打鍵感を体験できる唯一無二のキーボードです。
さらに、2022年12月には、現在もっとも人気の007の初期モデル「MOD 007 PC」をリリース。PC(ポリカーボネート)ベースで、フレックスカットPCBとガスケットマウントという、柔軟な打鍵感を楽しむことができます。75%キーボードという誰もが使いやすいサイズ感というのも人気の要因だと思います。
また、2022年には、サブブランド「Monsgeek」を展開していて、M1など人気のキーボードを輩出しています。
2023年
2023年には、キースイッチを一新しています。防塵構造を採用し、プレルブ済みですぐに使える「V3 Proスイッチシリーズ」を発売しました。防塵構造は、いわゆるボックスステムというもので、キーキャップの安定感にもつながっています。
キーボードにおいては、「7th Anniversary MOD 007 PC」を発売しました。磁気スイッチと3ピンメカニカルの両方に対応し、ラピッドトリガー採用しています。可変アクチュエーションポイント、可変リセットポイントに対応した動的なキーストロークなので、ゲーミングに特化したモデルとなっています。
Akkoのおすすめキーボード
Akkoと言えば、MOD007とSPR67/75が代表的で、この2つが圧倒的に人気です。他にも定評のあるACR Proや、高コスパの30シリーズや50シリーズがあります。セーラームーンやクロミ、ドラえもんなど多数のコラボモデルもあります。機種のシリーズ自体そこまで多くありませんが、1つのシリーズの中にバリエーションを持たせているので、幅広いユーザー層にマッチするのではないでしょうか?
SPR67, SPR75 KIT
SPRシリーズは、唯一無二のスプリングマウントモデルです。プレビルドではなく、DIY KIT(組み立てキット)のみとなっています。
Akkoの新しいスプリング マウント ベアボーンであり、フレックスカットENIG PCBを採用した最初のモデル。SPR67・SPR75のプレートは、スプリングだけで支えられていて、硬さの違う3つのスプリングから選択して、柔軟性の調整ができます。
丸みのあるアルミニウムケースにゴールドのボトムウェイトという、上品なんだけど可愛さもあるデザインとなっています。また、重量感もあり、安定したタイピングが楽しめます。打鍵感・打鍵音どちらも文句なしに素晴らしいです。
ゲーミング要素抜きのタイピング重視のモデルのため、有線のみ・LEDなしですが、「Akkoのキーボードを楽しみたい方」なら確実にオススメ!これ一択です。
ちなみに、SPR67とSPR75は、サイズとカラーバリエーションの違いだけなので、そこはお好みで。
SPR75 Kit
スタンダード75%レイアウト
スプリングマウントアルミニウムベアボーン
ENIG Flex-Cut 南向き PCB (LED なし)
FR4 / POM プレート
スプリング:120g、170g、230g(各7個)
SPR67 Kit
65%レイアウト
スプリングマウントアルミニウムベアボーン
ENIG Flex-Cut 南向き PCB (LED なし)
FR4 / POM プレート
スプリング:120g、170g、230g(各7個)
MOD 007
DIY KITとプレビルドがあり、コスパ重視の場合はプレビルドが良いと思います。DIY KITは、アルミニウムケースを採用していて、ボトムプレートの入った重厚なモデルとなっています。
MOD 007 V3 VIA
VIA対応(キーリマップ可能)モデル
第3世代からウェイトが埋め込まれたフルアルミニウムケース
PC プレートが付属 (追加の FR4 プレート付き)
フレックスカット PCB
PORONプレートフォームとケースフォーム
ダブルショット TPU スタビライザー
MOD 007B HE
Akko最上位モデル
ウェイトが埋め込まれたフルアルミニウムケース
マルチモードワイヤレス(Bluetooth 5.0, 2.4Ghz and Type-C)
マグネットスイッチ搭載キーボードで、3ピンメカニカルスイッチに対応。
ラピッドトリガー対応、ダイナミック キーストローク
スタイルはランダムですがキーキャップ付属
※画像はAkko公式サイトより
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