2023年12 月31日の記事内で「個人的にはBest Budget!」として紹介した「Cidoo V65 V2」¥15,899(2024年1月5日時点)ですが、やまかふぇさんのYouTube(ベストキーボード 2023 独断と偏見で選ぶトップ5! BEST KEYBOARD)で1位になっていて驚きました。ただ、本体より高いキーキャップに変えているので、コスパ最悪になってしまっていましたが…。他にも、しるガジェさんのYouTube(【M1グランプリ】マジで凄いキーボードNo1グランプリ2023【最高キーボード決定戦】)で1位がCidoo V75になっていました。
という事で、急遽なんですがCidoo V65 V2の単独記事を書こうと思います。
CIDOO Techについて
「世界最速のメカニカルキーボード」を目指して、flaretechゲーミングキーボードを発売したのが始まりのようです。また、「当社は時代を超越したカスタマイズ製品の開発に注力しており、一流の品質の DIY キットを提供し、各コンポーネントを継続的にアップグレードすることで、カスタマイズに対する勇気ある姿勢をサポートします。」と謳っていて、とても情熱の感じられる企業だと思います。
Cidoo V65 V2
打鍵感・打鍵音に定評があって、個人的にもCidoo V65 V2の打鍵感と打鍵音は、お世辞抜きにコスパ最強だと思います。高いものが良いというわけではありませんが、高級キーボードの域の打鍵感・打鍵音です。他の1万円前後のキーボードだと何かしら気になる箇所があったりするものですが、デフォルト状態で大満足できるレベルです。少し重めのコトコト系の打鍵音で、高級感のあるとても心地良い音です。
ただ、私はEnterキーだけ他の2u以上のキーと比べて少し重く感じて、Enterだけ違和感があったので、スタビライザーをルブし直して調整してみたところ改善されました。
打鍵感・打鍵音の最大の理由としては、構造設計にあると思います。オフィシャルサイトにも書かれていますが、「ポロン緩衝フォームと付属の PC プレートを備えたガスケット取り付けメカニカル キーボードとして設計されています。ガスケット取り付けは、スイッチ プレートにネジを使用しないキーボード構造取り付け設計の一種です。キーボード構造内にガスケットを配置することで、タイピングのスムーズさとクッション性が向上し、時間の経過とともに構造的完全性が向上します。」
EPOMAKERのページに掲載されている説明にはポロンフォームのことも書かれていますが、写真には入っていないのでどうなんだろうとは思っていました。実際にスタビライザーをルブする際に、内部構造を確認しましたが、思っていた以上にしっかり詰まっていて反響音が抑えられるクリーンな打鍵音になるような構造になっていました。写真を残しておけばよかったんですが。。。参考までに画像を貼っておきます。
主な仕様は、フルアルミCNC、ガスケット構造、マットリニアスイッチ(47gf)、レトロDye-Sub PBTキーキャップ、
VIA対応という感じで、一通り良い感じに揃っています。その中でも、マットリニアスイッチが特徴的で、CIDOOの他のキーボードにも採用されているようです。「QUARKカスタマイズされたマットリニアスイッチ」と書かれていますが、意味がイマイチわからないです。。。押下圧が47gfのマットリニアなんですが、意外と重く感じます。タイピングしていて気づいたんですが、アクチュエーションポイントが浅めなので、打ち心地は丁度良いです。
あと、個人的にはあまり気にしていないんですが、キースイッチに付属のライト ディフューザーを入れるところがあって、これによってRGBライトがフワッと明るくなります。あくまで、ゲーミング要素を大事にしているメーカーなんだと思います。
※マットリニアスイッチですが、若干取扱い注意で、ディフューザーを取り付ける側の端(スイッチプラーで挟む箇所)が細いので、簡単に破損します。スイッチを引き抜く際には最新の注意を払ってください。私は一つだけひび割れてしまいました。ここまで壊れやすいなら2,3個のスペアを付けてくれても良いような気もします。
まとめ(最後に)
ベアボーンキットも販売されていますが、あまり値段が変わらないので、コスパのことを考えるのであれば通常モデルを購入して、そこからスイッチやキーキャップを交換したり、様々カスタマイズして楽しんではいかがでしょうか。私自身はシンプルモダンにまとめたかったので、ムーンホワイトを購入しました。これをベースにカスタマイズしていきたいなと思いっていて、とりあえずキーキャップを交換して使っています。今度はキースイッチも交換してみようかなと思っていますので、その感想はまた今度。
Epomaker Cidoo V65 V2と紹介されていますが、amazonを見ると現在はSUEHIODHYのCidoo V65 V2しか売っていません。結局「CIDOO Tech」から出ているV65 V2なので、どちらでも大丈夫だと思います。
amazonで価格をチェック(2024年1月5日時点)してみたところ、EPOMAKERのCidoo V65 V2は品切れになっているようです。違う販売業者が40,883円で出しているようです。。。SUEHIODHYが販売しているCidoo V65 V2は15,899円で販売されています。ちなみに、V75は1月5日時点で特選タイムセールになっていて16,255円となっています。