キーボード難民になってからというもの、色々とキーボードを調べてみたので、せっかくなので今までのところでお気に入りのキーボードを紹介したいと思います。あくまでも個人的な意見(独断と偏見)で、コンパクトサイズのUS配列キーボードで、デザイン・打鍵感・打鍵音・コスパ・入手しやすさのバランスを重視しています。海外の高級なキーボードなど上を見ればキリがないないので、1万円~2万円台くらいがいいところかなと思います。
Keychron
Keychronは2017年に結成され、メカニカルキーボードの製造・販売を行っているブランドです。運営会社は香港にあり、10ヵ国分の多言語サイトがあることから、グローバル展開している中国系企業のようです。最初に発売した商品はロープロファイルのKeychron K1で、コンパクトでポータブルなデザインを特徴としています。Mac対応したキーボードとして人気を集め、手頃な価格帯からちょっとお高いカスタムキーボードまで幅広くラインナップされています。
Keychronは、40%からフルサイズ、カスタムキーボードまで、他にも沢山のラインナップがあるので、好みや用途に合わせて選べるのもポイントが高いです。デザイン的にシブいので好みは分かれるかもしれませんが、幅広いラインナップなので、自分にピッタリの商品がきっと見つかると思います。
Keychronのおすすめキーボード
Keychron K8 Pro QMK/VIA ワイヤレス・メカニカルキーボード
80%サイズのテンキーレスです。重厚感のあるデザインで、安定性が高く、デスク据え置きという感じです。
通常のK8からの進化として、内部構造から再設計されていて、レスポンスの良いフィードバックと穏やかなタイピング音を実現。OSAプロファイル(球面の角度を持つOEMプロファイル)とダブルショットPBTキーキャップ(USレイアウト)なので、長期間の使用に耐える優れた耐油性と、より快適な打感となっています。
Keychron K3 Pro QMK/VIA ワイヤレス・メカニカルキーボード
75%サイズのロープロファイル・テンキーレスです。重量は525 gとK8より軽いので持ち運びにも便利です。
K3 ProのUS配列のキーキャップは、耐油性・耐久性に優れ、文字の刻印部分はノンバックライトのシャインスルーPBT素材を使用したKeychron独自のブルショットPBTキーキャップで、高級感のあるキーキャップとなっています。また、スタビライザーが再設計されていて、Enterなどの大きなキーでもブレが少なく安定しています。
Keychron Q0 QMK/VIA
基本的にデスクはコンパクトに収めたいので、キーボードはテンキーレスモデルにしたいと思っていますが、仕事上どうしてもテンキーが必要になる場面もあると思います。
そんな時には、この外付けのカスタム・テンキーが便利で重宝します。しかも、QMK/VIA対応なので、テンキー上の各キーを簡単にプログラムおよびリマップすることができます。
Q0とは別の物になりますが、amazonで探すと、カンマが予め配置されているテンキーがあったりと、なかなか面白いです。
NuPhy
前回の記事でも紹介したAir V2を開発しているNuPhy(ニューフィー)は、中国深圳(シンセン)のキーボードメーカーです。深圳は香港のお隣に位置していて、経済特区に指定されている地域です。NuPhyの製品の外箱には「NuPhy Studio」は、退屈な仲間たちが立ち上げた小さな小さな会社であり、私たちが面白い製品を生み出せなくなる日が訪れた時、このスタジオは存在しなくなるでしょう。とNuphyのフィロソフィーが記載されていて、ちょっと感動しました。他にも、オフィシャルサイトのAbout Usページを見てみると、「私たちにとってデザインは単なる仕事ではなく、生活の一部です。今日はキーボードを作っていますが、おそらく明日はNuPhyの世界観とアニメのキャラクター設定を使ったモバイルゲームを作ることになるでしょう。NuPhy では、途方もない夢を実現します。NuPhy の世界へようこそ!」と書かれていて、クリエイター魂がヒシヒシと伝わってきます。
NuPhyはデザイン性だけでなく、プロダクトにもしっかりこだわっていて、製品ごとのコンセプトに合わせて様々な工夫がされています。キーキャップも本体にはダブルショットPBTを使って、別売りでシャインスルー PC キーキャップやCOAST Twilight nSA Dye-sub PBT キーキャップなど、楽しめる要素がたくさんあり、ユーザーを飽きさせないプロダクトとなっています。
NuPhyのおすすめキーボード
Nuphy Halo75 ワイヤレスメカニカルキーボード
75%サイズのテンキーレスで、ポップなデザインが特徴的でデスクが一気にお洒落になります。カラーは写真のマットブラックと、アイオニックホワイトの2種類を展開しています。
また、Haloシリーズは96、75、65と3つのラインナップで、今回紹介するHalo75はfunctionキーのある中間に位置する商品です。Halo65のミニマルな感じが可愛いくて、個人的にはhalo65を使っていますが、仕事をする上ではfunctionキーがあったほうが便利なのかなと思います。
NuPhy Air60 V2
本当はAir75 V2を紹介しようと思いましたが、Air60 V2が2023年10月にプレオーダー開始していて、海外サイトで購入できるようになっているので、Air60 V2を紹介します。
こちらはその名のとおり、60%サイズですが、右下の矢印キーのある珍しいキー配置になっています。デスクではHalo75とか通常サイズを使って、外ではAir60V2を使うというのが理想的です。重量も463gとかなり軽量で、コンパクトサイズとして文句なしの満点です。強いて言うなら、右SHIFTキーとDELキーが特殊な感じですが、使っていくにつれ慣れるでしょう。
Lofree
Lofree(ロフリー)は、2015年に香港で設立されたデザイン重視のテクノロジーブランド。企業ページを見ると、「FUN 2㎡」をコンセプトにしていて、オフィス、リビングルーム、または屋外での遊びなど、すぐに使える 2 平方メートルのスペースに焦点を当てた、ユーモアセンス溢れるブランドです。特に、製品のデザインに力を入れており、独自のスタイリッシュでユニークな外観が特徴的で、タイプライターからインスピレーションを得た、レトロなワイヤレス メカニカル キーボードを設計し、2017年の Indiegogo で高い評価を獲得しました。
Lofreeのおすすめキーボード
LOFREE FLOW
こちらも75%サイズのテンキーレスのロープロファイルキーボード。Kailh POMスイッチ、ガスケットマウント設計、極薄、ホットスワップ対応、アルミニウム製ボディとなっていて、高級感のあるデザインで、最も滑らかなメカニカルキーボードと称されています。とにかく打鍵感・打鍵音に定評があり、なおかつ耐久性にも優れています。一度は使ってみたいキーボードです。
ホワイトはゴーストスイッチで静かな音、ブラックはファントムスイッチで優しい音タイプという2ラインナップです。
最後に
他にもオススメしたいキーボードが沢山あるんですが、多すぎて紹介しきれないので各メーカー1つだけ紹介します。
イメージ | 商品名 | 特徴 |
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Epomaker Cidoo V65 V2 | 個人的にはBest Budget! フルアルミCNC、ガスケット構造 マットリニアスイッチで打鍵音が最高 規格(47gf)よりは重めに感じる | |
Yunzii AL71 | フルアルミCNC、ガスケット構造 高コスパモデル | |
Varmilo Minilo | 機能面もさることながら、可愛いデザインが魅力的 | |
Akko MonsGeek M1 | フルアルミCNC、ガスケット構造 ベアボーンキットとして販売されているので、カスタマイズベースに最適。Akkoはキーキャップ・キースイッチ共に豊富なラインナップ | |
Zuoya GMK67 | トップカバー:アルミニウムプレート ボトムカバー:ABS ガスケット構造 軽量でコスパ最強なので、カスタマイズベースにおすすめ |
※各キーボード画像はメーカーオフィシャルサイトより
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